■チャリティーセミナー開催■
(カンボジア小学校建設支援)

日時)2月18(日)13時~16時 
場所)心斎橋Join
会費)1000円 (全額チャリティーです)
▼詳細は、こちらよりご確認ください。

 

【カンボジア支援(寄付および支援内容)のご報告】 

2018年1月18日現在(2009年7月より)



■これまでの寄付総額:  21,077,876円

【内訳】
○カンボジア小学校建設:12,772,068円
○カンボジア井戸建設:  7,126,634円
〇子供達へのプレゼント:   195,000円
○クリスマスチャリティー :466,850円
○ルーツ研究会活動寄付(バラコミチャリティー基金開設前)
 ・セーブザチルドレン:437,324円 
 ・井戸支援:80,000円


※バラコミでは、活動費・運営費など一切の諸経費は全額自己負担しています。頂いた寄付は全額現地に届けています。

■これまでの支援実績

○小学校 2校(YEB小学校、MAT小学校)
○大型井戸 20基
○小型井戸 73基


■これまでのおもな活動・イベントについて
http://www.balacomi.com/article/15109833.html
 


現在、3校目の小学校建設に向けて活動を継続しています。
(2018年1月18日現在、3,466,136円のご支援を頂いております)

※約500万円で、4教室の小学校を建設することができます。

---------------------------------------------------------

おかげさまで、バラコミとしてカンボジア支援活動(井戸建設・小学校建設)を始めてから9年目を迎える事ができました。 

これまで多くの方にご支援頂き、支えて頂くことで、活動を継続することができています。本当にありがとうございます。

多くの方からの支援の力と、バラコミの有志やメンバーの活動により、これまでにカンボジアに2校の小学校(YEB小学校/MAT小学校)、大型井戸20基、小型井戸73基を建設することが出来ました。

おかげさまで、引き続き3校目の建設に向けて、活動を継続することができています。本当にありがとうございます。

現在、YEB小学校、MAT小学校、それぞれの小学校に、総勢400名以上の子供達が、毎日元気に学校に通っています。

しかし、ご支援により学校が建設できるまで、どちらの村にも学校はなく、子供達は厳しい環境を強いられていました。

学校ができる前の、それぞれの村の様子について、少し書きたいと思います。

【YEB小学校】2012年建設

YEB小学校が建設されたサインチョムラーウン村には、それまで学校が全くありませんでした。

この村は川に囲まれている為、隣村にある学校まで小さな手漕ぎのボートで川を渡って、子供達は学校に通っていました。

貧しい家の子供は、家にボートがない為、近所の家のボートに乗せてもらうのですが、授業が終わる時間がまちまちなので、ボートに乗れない時には、泳いで帰らなければなりませんでした。

また、小さな子供はボートから落ちておぼれる危険がある為、1年生になっても学校に通えず、10歳~12歳でようやく小学校に通える子供達も数多くいました。

そんな学年遅れの子供達は、せっかく学校に通えるようになっても、勉強についてゆけず、途中で諦めてしまう事が多いということでした。

このような環境のため、村の識字率は非常に低く、約80%もの人が読み書きができない状態でした。

その為、村人達の仕事は制限されてしまい、多くの人達が貧しい生活を強いられていました。

【MAT小学校】2014年建設

学校ができる以前は、わらぶき屋根を木の枝で支えただけの、壁もなく、雨もしのげないような小さな小屋で、子供達は勉強をしていました。

50人も入ればいっぱいになる小屋に、150人以上の子供達が通っていました。

そんな粗末な小屋でも、勉強する為に、10キロ以上も離れた場所から通っている子供もいました。

授業は3交代制で、先生はたった2人しかいませんでした。

また、雨季(5月~10月)になると、毎日雨が降るため、雨風をしのげない小屋では授業を行うことは出来ません。

そのような環境で、子供達は十分な教育を受ける事ができませんでした。
 

 


最近では経済的に発展を続けているカンボジアですが、少し田舎にゆくと、そのほとんどが貧しい村で、十分な教育を受けられていない子供達が大勢います。

村では仕事がないので、家族の生活を支える為、若者の多くが出稼ぎにゆきます。

しかし、まともな教育を受けていないために、低賃金の限られた仕事にしか就くことができず、貧困から抜け出せない状態が続いてしまうのです。

 

村に学校ができることで、

 

■村に多くの人が集まり、村全体が活性化する。

■村の生活環境の改善と生活レベルの向上に大きな力になる。

■村に住む人たちに大きな希望が生まれ、生きる糧になる。

■これから学校に通う、数千人もの子供達と、その家族の人生が大きく変わる可能性がある。

■ひいては、カンボジアという国の未来の発展にも影響するものである。

 

 

活動を続ける中で、このような可能性について、強く実感することができました。

 


日本の一般人である私達のお金が、カンボジアの数千人かあるいはそれ以上の人達に対し、「教育により未来への可能性に貢献できる」ということが、どれだけ価値のあることか、どれだけ大きな可能性を生みだすことができるのか、について強く感じることができました。

【井戸建設支援について】

都市から離れ、少し田舎に入ると、電気もガスも水道もない、貧しい村になります。

貧しい村では、村人達の力で井戸を建設することは難しく、安全な水を飲むことも使うこともできません。

以前、視察で訪れた時、貧しい村のおばあさんは、川で汲んだバケツ2杯の水を、飲み水から水浴びまでの1日分の水だといい、大切に使っていました。

ある男の子は、毎日の食事に、おかずはほとんどなく、雨水の溜め水で炊いたご飯に、しょう油をかけて食べていました。

それでも「毎日ごはんが食べられるだけうれしい」と、男の子は話していました。

∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴.

 


私自身、カンボジアの支援活動を始めるまでは、このような世界の貧困について、いくらTVや記事などを通して情報を目にしたとしても、それは自分には関係のない、遠い世界での出来事でしかありませんでした。

しかし有難いことに、バラコミの支援活動に関わることで、まだまだほんの入り口かもしれませんが、そのような現実を見たり、肌で感じたりする事ができました。

そして、現在の日本に生まれて来れた事、これまで自分が当たり前のように学校に通ってこれた事、蛇口をひねるときれいな水が出る事にも、ほんの少しかも知れませんが、感謝できるようになりました。

同じ時代に生きる、同じ人間として、たまたま日本という豊かな国に生まれる事ができた私達が、何かほんの少しでも、役に立てることができればと、そんな気持ちで活動を続けています。


これからも、お預かりした寄付を、1円の無駄もなく、有効に活用できるよう現地に届けたいと思っております。

そして、可能な限り「目に見える支援」を続けてゆきたいと考えています。

また、支援者の方にとって、信用できる支援窓口の候補として、大事にしていただけるよう、これからも誠実に活動してゆきたいと思っています。

どうか今後も「支援の窓口としてのバラコミ」をよろしくお願い致します。


バランスコミュニケーション
江見佐智恵

 

 

【振込み専用口座】
〈郵貯銀行〉
00960-2-182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金
 
〈一般銀行からお振込み〉

郵貯銀行
0九九支店(ゼロキュウキュウ支店)
当座0182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金