毎年、新年に「天照皇大神宮」のお札だけは頂くようにしているのですが、お参りさせて頂いたのは2年ぶりでした。
普段、早朝に電車に乗る事が余りないのですが、朝早く通勤される方の時間と重なり、OL時代の出来事を思い出したり、すでにカルマの解消が始まっているような感じでした。(神社仏閣への参拝や、巡礼の旅は、効率の良いカルマの解消・解除が期待できます)
10時頃、伊勢市駅に到着し、まずは外宮から。
夏休み中ですが、平日なのもあり、思ったよりも混んでいませんでした。
鳥居を前にくると、気持ちが引き締まります。
鳥居を一歩くぐると、空気が一段と澄んでいて、とても神聖な空気が流れています。
砂利道を一歩一歩進んでゆくごとに、清められているような感じがしました。
外宮(豊受大神宮)の御正殿前です。
伊勢神宮では、お願い事をするのではなく、日頃のご加護に対する感謝を伝える場所だと言われています。
今回、この御正殿の前まで来たとき、日本という国に生まれてこれて良かった、ありがたいなと、そんな気持ちが湧き起こりました。
自分の感情であり、多くの人達の感情である。そんな感覚でした。
きっと、ここに参拝に来た多くの人が、そんな気持ちになったのだろうと思います。
神様が日本という国を、ここで護って下さっているんだと思うと、とてもありがたい気持ちになりました。
ちょうど参拝させて頂くタイミングで、本殿の方から優しい風が吹いて、門の前の白い布がふわっとめくれ上がりました。
出迎えて頂いているようで、とっても有難い気持ちになりました。
大きな存在から許してもらっているような、理解して受けいれてもらっているような、本当に理解されるってこういう感覚かもしれないというような・・・特別な感覚です。
高野山の御厨橋を渡るときの、とても癒された時の感覚を思い出しました。
自分の悩みがとても小さな事のように感じられて、自分が生かされていること、護られていることを感じました。
とても幸せな気持ちで、そんな感覚にひたりながら、境内を歩いていました。
(すっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが)、別宮もお参りさせて頂き、次に、内宮へと向かいました。
内宮前の鳥居です。
冬至の日は、この橋の真正面から朝日が昇るのだそうです。
川の水が鏡のようになって、空の模様が写しだされています。
前日は眠りが浅くて、 あまり体調もすぐれなかったんですが、神聖な空気に触れてすっかり回復していました。
自然が神であり、最上位者であり最下位者でもあるということ、自然の力で浄化され補ってもらっている事も強く感じることができました。
「カルマの法則」でいうならば、下位者の存在は、自分を浄化して補ってくれる存在です。
自分が常にその存在に助けられ、護られていることも、ここにきて、改めて感謝することができました。
内宮(天照皇大神宮)の御正殿です。
たくさんのご神木に囲まれて、優しくも力強い清らかな空気に包まれていました。
別宮の荒祭宮です。
ここでは、強い力で願い事を後押ししてくれるのだそうです。
良いお天気で、真夏日でしたが、境内にはトンボがたくさん飛んでいて、秋に近づいていることを感じさせてくれました。
こちらは、伊勢神宮のご朱印帳です。 シンプルで上品ですね。
私は外宮の授与所で購入したので、こちらのみでしたが、内宮の参集殿(休憩所)では、数種類の色から選べます。 遷宮記念の特別色もあるようです。 神宮会館の通販でも購入できます。
内宮を後に、おはらい横丁でお昼を食べた後は、猿田彦神社へと向かいました。
猿田彦神社は、みちひらきの神様といって、人生の道、つまり、仕事や学業などにおいて最も良い方向へと道を開いて下さるお力があるそうです。
一応、奉賛講の講員に入っているのですが、なかなか来れていなかったので、今回久しぶりに参拝できて良かったです。
講員になると、お札を送って頂けたり、大祓をして頂けたり、昇殿参拝ができたりと、色々優遇して頂けます。
朝から夕方まで、ゆっくりと参拝できて、とっても充実した一日となりました。
運動不足のため、一日歩きまわるとさすがに疲れて、帰宅したらこんな感じになりました。
※おかげ横丁の猫さん
ちなみにうちのミケさん。ちょっと似ているような・・・?