母のカルマの出来事・・・

先日、久しぶりに母と一緒に近所のお寿司屋さんに行きました。

車で５分位のところにある、「長次郎」というお店で、回転寿司にしては良いお値段なのですが、都度注文して握ってくれますし、ネタも新鮮で母も気に入っているお店です。

二人で機嫌良くお寿司を食べ終わり、お勘定をしてもらうときに、母が、「お金くずしたいし私払うわ」と言いました。

母としては気を遣ってくれているのもわかるので、私もそれに甘えようと、母に支払ってもらいました。

ただ少し心配になったのが、「母のカルマ」です。

私がお寿司屋さんに行こうと言って母を誘ったので、お寿司を食べ終わるまでは基本的には私のカルマの影響がでます。

しかし、母がお金を支払うことになったので、ここからの流れは母のカルマが影響することになります。

やや嫌な予感はしながらお店をでると、

来るときにはお天気だったのが、外に出ると激しい夕立が降っていました。

雨に濡れながら車の所に行くと、早速、中々鍵が開きません・・・。

ようやく鍵を開け、車に乗り込み家に向かいました。

家までは５分程なのであっという間に到着しましたが、今度はマンションの駐車場の鍵を入れている車のＢＯＸが空きません。

その鍵がないと、駐車場に入ることができないのです。

駐車場前に車を止め、悪戦苦闘していると、背後から車が来てしまい、とりあえず車を動かしマンションを一周することに。

もう一度戻ってきてチャレンジするも、やはり鍵の入ったＢＯＸがあきません。

すると、先程と同じく背後から車が来たので、またマンションを一周。

これを３回繰り返し、イライラも最高潮になりながら、広い場所でゆっくり考えようと、とりあえず先に母に車を降りてもらった後に、もう一度試してみました。

すると、あれ程空かなかったＢＯＸが、何事もなかったかのようにすんなり空いて、無事、車を駐車場に止めることができました。

おそるべし母のカルマでした・・・。

母の年齢を踏まえ、母の気持ちを考えると、

〇何事も思うようにできない、
〇簡単にできるはずのことが上手くいかない、
〇何回やってもできない、
〇なんでうまく行かないんだろう、
〇なんでできないんだろう、

誰か悪いと言うわけではないので、その気持ちをぶつけようがない。そんな感覚がありました。

日々、そんな気持ちなんだな・・・と改めて思うと、ちょっと切ない気持ちになりました。

それだけ私が母の日常の気持ちを理解できていなかったので、今回イベントが発生したのだと思います。

もうすこし労わらなくちゃな・・・と反省したのでした。