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中島らもさんの、「ガダラの豚」を読みました。


レビューを見ると、「とにかく面白い」「眠れなくなる」「徹夜小説」と、どれも非常に評価が高かったのですが、読んでみると、確かにその通りでした。


全3巻の長編ミステリー小説なのですが、読みだしたら最後まで読まないと気がすまなくなってしまい、この2日間、私、「らも漬け」になっていました。 


第1巻は、新興宗教、洗脳、超能力、マジック、トリック、心理学


第2巻は、アフリカ民族、呪術


第3巻は、呪術師との戦い


読めば読むほど、単なるミステリーというだけではなく、この分野への知識が広がってゆくのが、また楽しくもありました。


特に第1巻は、特に興味深い内容なので、より一層そう感じたのかも知れません。


参考文献を見ると、やはり膨大な資料の数。この小説を書きあげるのに、どれ程の研究があったのだろうかと、思います。圧倒的な情報量と、話のテンポの良さ、ぐいぐい引き込まれながら読んでしまいました。


中島らもさんが、生前、アルコール依存症だったという話がありますが、おそらく多くの読者が、小説を読んで、続き読まないといてもたってもいられない、早く読みたい、続きが気になる、と、そんな依存症的な気持ちで読んでいたのでは・・・と思います。


カルマ的に考えた時に、もちろんそれだけではないと思いますが、その読者のカルマが集中した結果、アルコール依存症になった、そんな可能性もあるのではないかと、この小説を読んで思いました。


逆に考えると、らもさんがアルコール依存症だったから、その不理解感情を小説を通して、読者が体験しているのかも知れません。



あと、私が、この小説を知ったのは、どなたかのブログで紹介されていたのがきっかけでした。


そして、読んでいる時の発生感情が、「知識と情報量が凄すぎる、どこでどうやってこれだけの知識を得たのだろう、勉強になるなぁ、この小説を書く為にどれほどの下準備と研究があったんだろう、どんな展開になるのだろう、この一行書くのにどれだけの時間が必要だろう、」など、そんな気持ちになりながら読んでいたのです。


そう考えると、もしかしたらバラコミのHPで、長編セッション小説「ライフミステリー」を見つけて、読まれた方の不理解感情でもあるのかも知れないな・・・と思いました。



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