人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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一流弁護士の先生の著作ですが、とても参考になりました。非常にわかりやすかったです。


「質問するということは、相手に強制的に考えさせることである。つまり、なるべく相手に負担をかけないように質問をするのが相手に対する礼儀である」


このような事が書かれていましたが、とても大切な前提だと思います。



セッションにおいて、クライアントの方に質問をして考えてもらう場面が沢山あります。


特にカルマの理解を促進するための質問は、クライアントの方に負担のかかる質問でもあるのです。


その為、抵抗を発生させてしまうのですが、できるだけその抵抗をおさえながら、理解しやすい負担のかからない質問で導くことが理想です。


しかし実際には、これが、本当に中々難しいのです・・・。


まだまだ未熟な私にとっては、「この内容について考えてもらわないといけないけど、どう考えても抵抗が発生するし、どうすれば上手く伝わるんだろう・・・。どんな質問であれば考えてもらうことができるんだろう・・・」


と悩み考え込んでしまう事が度々あります。



また、弁護士が、事件を眺めるときに、次の3つの立場にたって考える。と書かれていました。


①依頼人の立場

②相手の立場

③裁判官の立場


これは、セッションでも当てはまる部分でもあります。

例えば夫婦関係の悩みで相談があったなら、

①本人のセッションで対話をしているその時の気持ち

②本人の気持ち

③パートナーの気持ち

④家族(両親兄弟)の気持ち

⑤職場の人達の気持ち

⑥その他関係者の気持ち


これら全ての立場について考えながら、それぞれの気持ちを想像してセッションを進める必要があります。


本人の立場だけを考えていると、正しい方向に導くことはできません。


セッションとは、関係者すべての立場や気持ちを想像しながら、クライアントにとって理想の流れに向かうように進めてゆくものですから、共通する部分があります。


もちろんカルマカウンセリングの場合、勝ち負けや争いが前提ではないので、関係者すべてにとっての最善と幸せに向かわなければなりません。


その為にも、カルマの理解と、相手の気持ちへの理解力、高度な質問力を身につけなければならないのですが、本当にまだまだ修業が必要です・・・。



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