昨日は、久しぶりに高野山に行ってきました。
先祖供養をお願いしている、高野山のお寺から、お盆のご供養の案内が届いていました。いつも振込みでお願いするのですが、なんとなく足を運ぼうと思い行ってきました。
午前中に用事を済ませて、電車の時間なども考えずに向かってしまったのですが、想像以上に時間がかかり、到着が３時前になってしまいました（汗）
といういうことで、まずは奥ノ院に向かいました。
平日の午後ですので人も少なく、少し肌寒いくらいの気温で、うっすらと曇り空の中、霧雨がふり、とても静かで心が清められるようでした。
まず高野山駅に着くと、下界とは空気が全く違うことを感じますが、奥ノ院の参道に入ると、また明らかに空気が変わります。
多くの諸大名の墓石や、多くの先人達の慰霊碑が数々並び、樹齢千年を超える杉林に囲まれた参道を歩いてゆくのですから、すでに人間界ではないのですよね。
一の橋から奥ノ院までの参道、約2キロあるのですが、往復歩いても不思議と全く疲れないのですよね。それだけ多くの人達が、もう千年以上、信仰の為にこの道を歩きつづけているからこそだと思います。
さらに御厨橋までくると、ここからは聖域となり、撮影も禁止。 さらに神聖な世界となります。
畏怖の念というのでしょうか、とても荘厳で、気持ちが引き締まります。しっかり参拝させて頂きました。
御厨橋を渡ってすぐのところに、高野山開創千二百年記念大法会事業のご寄進の受付があります。
一応、参拝させて頂く度にご寄進をさせて頂いているのですが、寄進をすると、このような記念の念珠が頂けます。
寄進をさせて頂いた時、受付の方が、「今日は偉いお坊さん方が集まっておられて、お供物のお下がりがあるので、頂いて帰ってください。」と言って下さり、おまんじゅうを頂きました。「身体の弱い方がいたら差し上げると良いですよ」ということで、母に食べてもらうことにしました。
奥ノ院を後にし、時間も夕方になってしまったので、お寺に行き、伽藍堂を参拝にした後、帰路に向かいました。
目的は果たせましたし、奥ノ院をゆっくり参拝できたので、とても満足できましたが、今度行くときは、早朝から出掛けて、もう少しゆっくりお参りしたいと思います。