母がしんどい/新人物往来社
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過干渉の母親に苦しむ娘が、母親に対する罪悪感と戦いながら、親から離れる為に一人暮らしを始めたり、結婚生活を始めるまでを描かれています。


コミックなのでさらっと読めるのですが、起こっている出来事を想像するとかなりしんどくて、読んでてちょっと苦しくなりました。


状況は違えど、同じような悩みや問題を抱えておられる方のセッションを受けることも多いです。

そして多かれ少なかれ、どのような親子でも、同じような出来事はあると思いますし、一見とても仲のいい親子でも、母の影響が強すぎて、子供が自分の人生を歩めていないというケースがあると思うのです。



特に母親が専業主婦だったり、趣味=子育てみたいな状況の場合、この傾向が強いように思います。



また母親の自分の人生に対する自己重要感が低い場合、子供=生きがいになっている場合も、この傾向が強いようです。



母親の自分の人生に対する自己重要感は、周りから見ると気楽に楽しく生きているように見えていても、母親自身の理想が高ければ、満足度は非常に低い場合があります。



現在は満足していても、特に母親が子育てをしていた頃の母親の気持ちが強く影響します。



母親の自己重要感が低いと、自分の生きる意味を見いだす為に、子供に過干渉になってしまう。



子供には、「お母さんを裏切ってはいけない、お母さんを犠牲にしてはいけない」という潜在意識のパターンがあり、それが強いほど母親に対して罪悪感が発生してしまう。



私自身は、子育てをしたことがないので、お母さんの気持ちというのは正直わかりませんし、本当に偉そうなことを言える立場ではないのですが、



子供の母親に対する罪悪感については、少なからず理解できるつもりです。



ただ、そこにカルマがある以上、やはり母親の気持ちを理解しなければ、自分が嫌だった母親と同じことを未来的にしてしまう・・・ということが起こってしまうのだと思います。



このコミックでも、著者自身が、彼に対してお母さんと同じことをしてしまっている・・・と自己嫌悪になっている場面がありました。


この本が発売してすぐに重版になっているということは、同じような悩みを抱えている人達がとても多いのだなと思います。



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