先日のブログ

今が幸せだと感じるために・・・

を書いた後、戦争映画のDVDをレンタルして、本を何冊か買いました。

読んだ本が、こちらとこちら

絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫)/新潮社

¥540
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物乞う仏陀 (文春文庫)/文藝春秋

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ともに、ノンフィクション作家の石井光太さんの著書ですが、

世界の5人に1人が、1日1ドル以下で生活する人達である。という事実。

そして、世界のそんな人達が、日々何を考えて、どのように生きているかという話。

アジアの路上で物乞いの人達と生活を共にしたり、スラム街で、実際に著者がそこに住む人達の生活に入りこんで、お酒を交わし、寝食を共にすることで得た情報から、書かれた本です。

貧困の事実が淡々と描かれていますので、時には「もう読みたくありません」という描写が続きます。しかし、それが途上国の事実なのだと思います。

実際に途上国に旅をしても、ここまでの事実にふれることは、中々難しいと思います。

自分自身が、著者と同じことができるかといえば、決してできないですから、本を通して知ることができるのは本当に有難いと思います。

同時に、自分は何もわかってないなぁ・・・という気持ちにもなりました。

ストリートチルドレン、両親を失った路上生活をしている子供たちのことですが、実際に日本でも、戦後には、浮浪児と呼ばれる同じような子供達が何百万人もいて、マンホールの中で、ねずみを食べて生きていた。という話を聞くと、胸がつまります。

まさに、「今がどれだけ恵まれているのか?今の日本で生きていられるということが、どれだけラッキーなのか?」を感じることができます。




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