新型うつ No.1よりOnly1世代が企業社会で齟齬来したの見方
 就業中はうつで仕事がろくにできないのに、会社を一歩出た途端に元気になる――今、こんな「新型うつ病」..........≪続きを読む≫


就業中はうつで仕事がろくにできないのに、会社を一歩出た途端に元気になる――

バラコミ的に考えると、その環境や組織の中で、下位者になっていたり、CWが軽い場合、その環境にいる人達のネガティブな気持ちが集まってしまったり、無力化されたりしてしまうことで、このような状況になってしまう可能性が考えられます。

その本人とバランスをとっている誰か(上司とか、チームの他のメンバー)が、非常に仕事ができる、忍耐強い、CWが重い場合、そのバランスの関係から、本人がそうなってしまっている可能性もあると思います。

会社をでた途端元気になるのは、その環境からのバランスによるネガティブな状況から解放される為、元気になる。ということです。

また、ある特定の環境下で抑圧されていた人の不理解感情とも考えることもできます。

記事の中に、「俺は特別」「仕事を軽減してもらって当然」という意識の言葉が端々にでてくると書かれてありましたが、実際には周りの感情からのカルマであり、身近な家族の誰かのカルマでもあるのではないかと思います。


「新型うつ」と言われているということは、以前にはなかった症状なのか、あったけれども発覚していなかったのか、詳しいことはわかりませんが、その症状が増えているとするならば、仕事に対する前提が昔と今とでは違うのかも知れません。

例えば、「仕事とは我慢するものだ、厳しいものだ」という前提のある人と、

「仕事とは楽しくてやりがいのあるものだ」という前提のある人とでは、

後者の方が、仕事に対して辛かったり、しんどいと感じることが多くなると思います。

なぜなら、「仕事とは楽しくてやりがいがあるものだ」と思っているとしたら、楽しくなくてやりがいがなければ、とてもしんどく感じるはずですし、やる気もおきなくなるはずです。

20代~30代にこの症状が多いのであれば、その両親の世代は、おそらく日本の高度急成長を支えた世代であり、生きる為に、豊かになる為に、がむしゃらに働いた世代なのだと思います。

するとその人達の潜在理想は、「もっと楽しく楽に働きたい、がまんしたくない」という気持ちになりますから、その子供達の世代がそうなりがちなのも、少しは納得できるようにも思います。

このような症状が増えているというのも、結局は今の日本が豊かで平和であるからこそなのだろうな・・・とも思います。



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