驚くべきリーダーシップの原則 マザー・テレサCEO/ルーマ・ボウス
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本書前文より
100カ国以上で活動を行い、4000人が情熱をもってフルタイムで働き、100万人以上のボランティアが参加している。世界でもっともよく知られたブランドのひとつであり、何百億ドルもの資産を運用、活用している。
それはアップル? それはコカ・コーラ? それはディズニー?
答えはマザー・テレサなのです。
マザーテレサの元で2年間ボランティアをつとめ、実際に起業家、投資家である著者によって書かれています。
マザーテレサの側で多くを学んだ著者が、マザーテレサのずば抜けたマネージメント能力、ビジネススキル、コミュニケーション能力から、CEOというタイトルをつけて、経営術、仕事術として書かれています。
シンプルですが、分かりやすい内容、なるほどと思うところが沢山ありました。
3年半ほど前になりますが、私も、インドのコルカタにあるマザーハウスでボランティアを体験しました。ほんの数日間のボランティア活動ですから、活動したうちには入らないと思いますが、
それでも私自身にとっては、大きな体験でした。
現在のカンボジアへのチャリティー活動も、その体験がスタートだったように思います。
初めてインドに行き、貧困を目の当たりしにしました。路上には多くの大人から子供まで、物乞いの人達がいたり、囲まれたり、言葉を失うと同時に、恐怖感を感じました。日本では考えられない光景ですが、しかしこれが世界の現実なんだと実感したことを思い出します。
私が訪れたコルカタはその時、ボランティアの多くは旅行客のようでした。時期や場所にもよると思いますが、とても多くの人達がボランティアに来ていました。
センターに行くと、言語によって大まかに分けられて、それぞれの言語が話せるスタッフが、活動する日数、希望施設などを確認しながら、テキパキと振り分けてゆきます。
沢山の国から集まってきますので、そこで色んな国の人とコミュニケーションできたり、旅の情報交換をしたり、友人になったりという場所でもあるようでした。
私がボランティアをしたのは、シュシュババンという、障害を抱える赤ちゃんと幼児の施設でした。
そこでの仕事は、子供達と遊んだり、オムツを変えたり、ご飯を食べさせたり、シーツとオムツの洗濯など、私にとっては慣れないことばかりでした。
いちいち説明があるわけではなく、他のボランティアスタッフなどに尋ねながら仕事をするのですが、
私が行った時はその施設には日本人が私一人だったので、孤独感と不安と慣れない仕事に結構大変でした。
当然といえば当然ですが、強制も一切ない代わりに、全て自主性が求められる環境なのです。
赤ちゃんや子供達とも、どう向きあってよいか分からず、どう対応してよいか分からず、そして子供達の将来はどうなるのだろう?と考えるとそれも辛かったりで、正直とてもしんどかったです。
日本では経験したことのない事や、考えもしなかった事が一気に押し寄せてきて、その時は、いっぱいいっぱいだったような気がします。
今、当時の事を振り返っても本当に貴重な体験だったと感じています。
そういえば、カンボジアのプノンペンにもマザーハウスがあり、一度だけ訪れました。
コルカタのマザーハウスは観光地の一つにもなっているようなので、旅行客も含め比較的人が集まりやすいのだとは思います。
他の様々な国での運営状況やボランティアの数がどうなのかわかりませんが、現実的にはおそらく、このような施設の運営してゆくのは、いくら寄付があっても、スタッフがいても足りない・・・という状況ではないかと思います。
著書によると現在、134の国に757の拠点があるのだそうです。そしてそれらが寄付金で運営されているということは、本当に凄いことだと思います。
もう少し書きたいので、続きは後ほどまたアップします。
お仕事ブログはこちらです。
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本書前文より
100カ国以上で活動を行い、4000人が情熱をもってフルタイムで働き、100万人以上のボランティアが参加している。世界でもっともよく知られたブランドのひとつであり、何百億ドルもの資産を運用、活用している。
それはアップル? それはコカ・コーラ? それはディズニー?
答えはマザー・テレサなのです。
マザーテレサの元で2年間ボランティアをつとめ、実際に起業家、投資家である著者によって書かれています。
マザーテレサの側で多くを学んだ著者が、マザーテレサのずば抜けたマネージメント能力、ビジネススキル、コミュニケーション能力から、CEOというタイトルをつけて、経営術、仕事術として書かれています。
シンプルですが、分かりやすい内容、なるほどと思うところが沢山ありました。
3年半ほど前になりますが、私も、インドのコルカタにあるマザーハウスでボランティアを体験しました。ほんの数日間のボランティア活動ですから、活動したうちには入らないと思いますが、
それでも私自身にとっては、大きな体験でした。
現在のカンボジアへのチャリティー活動も、その体験がスタートだったように思います。
初めてインドに行き、貧困を目の当たりしにしました。路上には多くの大人から子供まで、物乞いの人達がいたり、囲まれたり、言葉を失うと同時に、恐怖感を感じました。日本では考えられない光景ですが、しかしこれが世界の現実なんだと実感したことを思い出します。
私が訪れたコルカタはその時、ボランティアの多くは旅行客のようでした。時期や場所にもよると思いますが、とても多くの人達がボランティアに来ていました。
センターに行くと、言語によって大まかに分けられて、それぞれの言語が話せるスタッフが、活動する日数、希望施設などを確認しながら、テキパキと振り分けてゆきます。
沢山の国から集まってきますので、そこで色んな国の人とコミュニケーションできたり、旅の情報交換をしたり、友人になったりという場所でもあるようでした。
私がボランティアをしたのは、シュシュババンという、障害を抱える赤ちゃんと幼児の施設でした。
そこでの仕事は、子供達と遊んだり、オムツを変えたり、ご飯を食べさせたり、シーツとオムツの洗濯など、私にとっては慣れないことばかりでした。
いちいち説明があるわけではなく、他のボランティアスタッフなどに尋ねながら仕事をするのですが、
私が行った時はその施設には日本人が私一人だったので、孤独感と不安と慣れない仕事に結構大変でした。
当然といえば当然ですが、強制も一切ない代わりに、全て自主性が求められる環境なのです。
赤ちゃんや子供達とも、どう向きあってよいか分からず、どう対応してよいか分からず、そして子供達の将来はどうなるのだろう?と考えるとそれも辛かったりで、正直とてもしんどかったです。
日本では経験したことのない事や、考えもしなかった事が一気に押し寄せてきて、その時は、いっぱいいっぱいだったような気がします。
今、当時の事を振り返っても本当に貴重な体験だったと感じています。
そういえば、カンボジアのプノンペンにもマザーハウスがあり、一度だけ訪れました。
コルカタのマザーハウスは観光地の一つにもなっているようなので、旅行客も含め比較的人が集まりやすいのだとは思います。
他の様々な国での運営状況やボランティアの数がどうなのかわかりませんが、現実的にはおそらく、このような施設の運営してゆくのは、いくら寄付があっても、スタッフがいても足りない・・・という状況ではないかと思います。
著書によると現在、134の国に757の拠点があるのだそうです。そしてそれらが寄付金で運営されているということは、本当に凄いことだと思います。
もう少し書きたいので、続きは後ほどまたアップします。
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