昨日の続きです。
西原さんの本の中に、カンボジアのスモーキーマウンテンで
生活する子供達の様子について書かれていました。
首都プノンペンの郊外にスモーキーマウンテンと呼ばれている
場所があります。「ごみ山」のことなんですが、ここには
ありとあらゆる「ごみ」と呼ばれるものが一緒くたに
捨てられています。
ここでゴミの仕分けを仕事にしている子供達が沢山いるのです。
一日働いて賃金が5000リエル。現在のレートだと
日本円で100円位。本が書かれた時のレートで200円位
だそう。そこで働く幼い子供達は、自分の家族を支える為に
働いているのです。お父さんがアル中で仕事をしなかったり、
お母さんが病気だったり、兄弟や家族の為に仕事をして、
一日分の賃金が家族の一食分の食費で消えてしまいます・・・。
それでも仕事をしないとご飯が食べれないので、またゴミ山に
行く。それがそこで暮らす子供達の日常です。
当然、ゴミ山は、体に有毒なガスが沢山していますから、
そこで働くということは、自分の命を縮めるということです。
ですからカンボジアでは、幼い子供達が大きくなる前に
病気や栄養失調からたくさん命を落としています。
私がカンボジアに行く度に何度か訪れている
「バサックスラム」という所があります。
ここはプノンペン市内にありますが、首都プノンペンにも
このようなスラム地域がまだまだ沢山あります。
私が行った時は、こんな感じでした。
![Heal the World ♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100322/00/sachie6666/0f/ac/j/t02200293_0800106710461422475.jpg?caw=800)
![Heal the World ♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100322/00/sachie6666/61/d0/j/t02200293_0800106710461422466.jpg?caw=800)
ここに住んでいる人達も、以前はゴミ山でゴミを拾う事を
仕事にしていました。現在はゴミ山の場所が移転した為、
工場や工事の仕事をしています。
それでも賃金は、工場や工事の仕事を一日して、10000~20000リエル。
日本円で、200円から400円位です。
この地域には、日本も含め、様々な国のNGOの支援が
入っているので、少しずつ状況は改善しているのだと
思いますが、それでも毎日生きていくのがやっと・・・
という生活には変わりありません。
女性は縫製工場、男性は工事現場の仕事が多いようですが、
読み書きが出来ないから、他の仕事につけない。
という理由が多いのだそうです。
そのような現状を考えると、やはり教育環境を整えることが
本当に大事だと思いますし、そういった貧しい地域に住む
子供達が、生きる為だけではなく、夢や希望が持てるような
そんな仕事が出来るような未来になれば・・・と思います。
日本がどれだけ不況であったとしても、
多くの選択肢や可能性があり、チャレンジできる環境が
あるということが、どれだけ素晴しいことなのか・・・
改めて考えさせられました。
お仕事ブログはこちらです。
西原さんの本の中に、カンボジアのスモーキーマウンテンで
生活する子供達の様子について書かれていました。
首都プノンペンの郊外にスモーキーマウンテンと呼ばれている
場所があります。「ごみ山」のことなんですが、ここには
ありとあらゆる「ごみ」と呼ばれるものが一緒くたに
捨てられています。
ここでゴミの仕分けを仕事にしている子供達が沢山いるのです。
一日働いて賃金が5000リエル。現在のレートだと
日本円で100円位。本が書かれた時のレートで200円位
だそう。そこで働く幼い子供達は、自分の家族を支える為に
働いているのです。お父さんがアル中で仕事をしなかったり、
お母さんが病気だったり、兄弟や家族の為に仕事をして、
一日分の賃金が家族の一食分の食費で消えてしまいます・・・。
それでも仕事をしないとご飯が食べれないので、またゴミ山に
行く。それがそこで暮らす子供達の日常です。
当然、ゴミ山は、体に有毒なガスが沢山していますから、
そこで働くということは、自分の命を縮めるということです。
ですからカンボジアでは、幼い子供達が大きくなる前に
病気や栄養失調からたくさん命を落としています。
私がカンボジアに行く度に何度か訪れている
「バサックスラム」という所があります。
ここはプノンペン市内にありますが、首都プノンペンにも
このようなスラム地域がまだまだ沢山あります。
私が行った時は、こんな感じでした。
![Heal the World ♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100322/00/sachie6666/0f/ac/j/t02200293_0800106710461422475.jpg?caw=800)
![Heal the World ♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100322/00/sachie6666/61/d0/j/t02200293_0800106710461422466.jpg?caw=800)
ここに住んでいる人達も、以前はゴミ山でゴミを拾う事を
仕事にしていました。現在はゴミ山の場所が移転した為、
工場や工事の仕事をしています。
それでも賃金は、工場や工事の仕事を一日して、10000~20000リエル。
日本円で、200円から400円位です。
この地域には、日本も含め、様々な国のNGOの支援が
入っているので、少しずつ状況は改善しているのだと
思いますが、それでも毎日生きていくのがやっと・・・
という生活には変わりありません。
女性は縫製工場、男性は工事現場の仕事が多いようですが、
読み書きが出来ないから、他の仕事につけない。
という理由が多いのだそうです。
そのような現状を考えると、やはり教育環境を整えることが
本当に大事だと思いますし、そういった貧しい地域に住む
子供達が、生きる為だけではなく、夢や希望が持てるような
そんな仕事が出来るような未来になれば・・・と思います。
日本がどれだけ不況であったとしても、
多くの選択肢や可能性があり、チャレンジできる環境が
あるということが、どれだけ素晴しいことなのか・・・
改めて考えさせられました。
お仕事ブログはこちらです。