地震のニュースを見れば見るほど、心が痛みます。

余りにも沢山の死者の数、そして未だ数万人の方の安否が

確認されていないという現実。さらに大きく拡大している原発の問題、

60カ国以上の国々からの支援や救助が来ているという状況からみても、

世界最大級と言われている、今回の地震の規模の計り知れない大きさを感じています。

TVの映像を見れば見るほど、壊滅した町の様子を見れば見るほど、

その深刻な事態に、胸が締め付けられます。


日本中の人達が、この被害がこれ以上酷くならないことを、

祈る気持ちでTVやニュースを見ているでしょうし、

一人一人が、自分に出来る支援や協力を・・・と考えていると思います。


自分が本当に無力であると感じた時に、人は、ただ祈る・・・。そんな気持ちに

なることを、実感しています。 自分には、何も出来ないけれど、

これ以上被害が広がらない事を、また無事であることを、

ただ祈りたい。そして、小さな小さな事かも知れないけれど、

自分出来る協力をしたい。そんな気持ちなのだと思います。

そして、これが本来の「謙虚な気持ち」なのかなぁと感じています。


被災地以外の方は、水道をひねったら水が出ることや、

温かいお風呂に入れること、温かいお布団で眠れることに

思わず感謝の気持ちが湧き出て来たのではないかなぁと思いますし、

被災地の方も、(私も阪神大震災で被災の時そうでしたが)

本当に命があるだけで良かった。家族が生きているだけで良かったと、

心からそう感じる事が出来たり・・・。(とは言え、ご家族が亡くなられた方

、病気の方やご家族の安否が確認できない方、復旧の目処が立たない現状に、

不安と恐怖と悲しみと痛みは計り知れないものだと思います・・・)


また、諸外国が賞賛するように、日本人の和の精神、助け合いの精神、

秩序を守る国民性、我慢強さ、が今回の地震で顕著に現れていると

思いますし、日本人であることに誇りを感じている方も多いのでは

ないかと思います。


まだまだ辛く、厳しい、被害の現実を目の当たりにする日々が

続きますが、一日も早く復旧される事、あらゆる状況が改善される

事をただ祈りたいと思います。


そして、自分の出来る活動をする事、今自分に与えられた仕事を、

一生懸命にやること、そして日々全力で生きる事、

悔いのない生き方をする事が、今、私のやるべき最善であると

思っています。