昨日、大型井戸の建設予定地についてのブログを書きました。 

その記事に関して、寄付をして下さった方から、次のようなメールを頂きました。


・・・・・・・・・・・・・・・


今回は、小学校等の公共の場ではなく、民家の方へ建設されるのですね。

勝手な心配ですが、以前、水の無い地域を特集されたTV番組があり、
その時に、自宅の井戸に鍵をかけている様子が映しだされていました。

生きていく為に必要な水だから仕方ないのかもしれませんが
周囲の人へ分け与えるということを出来ない事に、
ショックだったことを、今回の記事を読んで思い出してしまいました。


報告書を読んで、とても人の良さそうな雰囲気が伝わってきました。
私の思い過ごしであるといいなと思いました。

建設した井戸の集落の方々が水汲みの大変さから解放されて、
より豊かになることを心より祈っております。


・・・・・・・・・・・・・・・・


このようなメールを頂ける事が、本当に有り難いです。 関心を持って下さっている事、

本当にカンボジアの事を考えて下さっていることが伝わってきます。早速問合せをしたところ、

次のような返答を頂きました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

村にはワットトメイ小学校がございます。
お寺と隣接している小学校です。
弊社にて今、校舎を造っているので、そこに井戸を造れたらいいなぁ。
と、思っていたのですが、川が近くにあり、
『砒素が出る可能性が高い!多分60%ぐらいの高い濃度ではないか。』
と、井戸の職人さんがおっしゃっておりましたので、
少し川から離れたところで調査に入りました。

調査のとき、どこの村へ行くときも、学校の校長先生や、
村の郡長、村長、世話役さんを必ず通すようにしています。
村のことを一番よく知っていて、村人たちに選ばれた人たちですので、
村人からの信頼があります。
何か問題が起こっても、必ず一緒に解決してくれますし、カンボジア人のやり方で筋
を通すと、みな協力してくださるので。
この村の郡長さんはカンボジアでは珍しい女性の郡長さんです。
まだ、若い郡長さんですが、郡長は村人たちから選挙で選ばれるので、とても信頼さ
れている方みたいです。
選んだお宅も、郡長、村長たちが決めたお宅なので、近所さんたちも納得していると
思います。不公平感は、無いわけではないでしょうが。。。

村によっては江見さんが心配なさるようなこと、実際あると思いますが、
お見えになったときに場所を見ていただけましたら、ご安心いただけると思います。

どんなことでも、気になさらずにご連絡くださいませ。
そのほうが大変ありがたいです。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


カンボジアの現状は日本にいると、中々わからないものですが、このように

実情を説明して頂けると、納得ができます。 沢山の皆様にご協力頂いた寄付が

どのように役立ててもらえるかを、現地の様子も合わせてご報告出来ることが

私としてはとても嬉しく思っています。


寄付をして下さった皆さんのご質問やご要望に、出来る限り対応して行きたいと思っています。

23日からカンボジアですが、沢山の方に応援して頂いているように感じています。

本当にありがとうございます!!




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


お仕事ブログはこちら⇒http://blog.livedoor.jp/sachie0919/


 バラコミHPはこちら⇒http://www.balacomi.com