先日、映画「カラフル」を観ました。 

映画が始まって、はじめてアニメなんだ・・・ということを知りました。 ですから、全く

前情報なしでした。



死んだはずの「ぼく」の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることになる。

現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知

る。そして 「ぼく」は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始める。というストーリー

です。




感想は・・・、「ぼく」の魂が真の体にホームステイしたながら経験していくことは、

ひたすら、真の「不理解感情の理解」でした。 真が自殺したのは、真の周囲に対する

不理解感情からですから、理解することで、真として人生を再チャレンジできるという

ことは、バラコミ的には、ある意味納得・・・と感じました。



私的には、真よりも、真のお母さんが、とても不憫で・・・状況を想像すると、とても辛かっただろう

な・・・と。お母さんの辛い、どうしようもない気持ちが、伝わってくる場面が沢山ありました。 

真の自殺が、このお母さんの不理解が大きな要因であるなら、死ぬほど辛かったことになりますから、

当然と言えば当然なんですが・・・。 年頃のお子さんをお持ちのお母さん、同じような悩みを

抱えたお母さんが見たら、ちょっとたまらないかも・・・。




ストーリーでは、真の父親は、平凡なサラリーマンで、出世とは縁遠い、人が良いのだけがとりえ

であるような人。という設定でした。 兄が頭が良く、一流大学を目指していることから、

父親の「潜在理想」、弟の真が「理解」となります。 父親の感情描写は映画では

あまりなかったのですが、バラコミ的に考えると、母親の浮気、それが引き金になった真の自殺

という流れから、実は、一見人が良い、のほほ~んとしている風に見える父親に、実は

家族が理解していない沢山のストレスがあった可能性があるとも考えられます。



映画の中で、料理や食べ物が沢山出てくるのですが、アニメなのですが、とても美味しそう

なのですね。 映画が後半になるにつれ、真の家族や友人への理解が深まるにつれ、

映画の色使いが「カラフル」になっていくのが印象的でした。



バラコミ的に勉強できる映画かも知れませんね。







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