先日書いたブログの補足・・・なのですが、


ジムでランニングマシーンで走っているとき、一人で走るよりも、隣で誰かが走っていた方が


走りやすかった。 という話を書いたのですが、 何故そうなのか・・・?を解説いたします。



http://ameblo.jp/sachie6666/entry-10465602590.html



常に人はエネルギー(感情)の受け渡しをしている。のですが、重要なのは、その場にいる人


「発生感情」がポイントなんですね。



ランニングをしている時、自分よりペースの速い人が隣で走っていると、 走りやすくなります。


まず、自分の気持ちにフォーカスするとこんな感じ。


「何とかその人についていこう。休憩したいけど、隣の人も頑張ってるし、もうちょい頑張ろう!」


隣のペースの速い人はどんな感じかと考えると、自分より初心者が隣で頑張っていると、


「頑張って!」 的な、どちらかといえば、 「応援したい」 感情が発生します。



この双方の感情のおかげで、走りやすく感じる訳です。  ペースの速い人は、残念ながら


遅い人が隣で走ると、遅い人に引っ張られますので、自分のペースも少し落ちることになります。




ランニングの場合は、良いのですが、 これが「エアロビクス」などの、スタジオレッスンに


なると話が変わります。



下手な人や初心者の人が、上手い人や慣れている人と一緒に、レッスンを受けると、


さらに 「出来なく」なります。  力のある人と一緒にいると「無力化」されて、より出来なくなるんですね。




これも「発生感情」にフォーカスして考えてみます。


まず、初心者はの感情は、「上手く出来るかな、ついていけるかな。出来なかったら格好悪いなぁ」


とても不安な感じです。


慣れている人は、ここがランニングとは違うのですが、下手な人がいてくれる方が、自分の上手さが


際立って格好いい
ので、下手な方が都合がいいんですね。



まだちょっと自信がない・・・。位の人にとっては、自分より下手な人の存在は、とてもとても


有難い
訳です。 自分が一番下手にならずに済みますから・・・。



そんな周りの感情も手伝って、初心者や下手な人は、その環境だとより出来なくなる訳です。



スタジオレッスンでは、私はいつも無力化され、エアロビクスはいつも足が動きません(泣)


そして私より下手っぴなオッチャンとかがいてくれると、ほんと嬉しくなりますから・・・・。


そのおっちゃんはやはり無力化され、さらにロボットみたいになります。





つまり、人は、周りの人の感情によって、良くも悪くも影響を受けるということ。


ビジネスの世界でも同じことが言えるし、人の感情って凄いパワーがあります。


サッカーなどでは、ファンの事を、サポーターといい、チームの一員みたいな感覚でとらえたり


していますが、そういった応援の力が、勝敗に非常に影響するわけですね!