愛 | ☆キラキラと☆

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なんでもやりたがり(^o^;)

いい年のワタクシです(笑)
毎日のちょっとした幸せを忘れないように綴り、
そしてもっと幸せに出会えますように~!

記録として書き込みます。


先月、GW中の事でした。

キャンプに行く為
鹿児島へ。


その帰り、どうしても

1年近く会っていない
宮崎に住む祖母と母に
会いに行きたくなりました。


まぁ、

お風呂も入りたいし
顔も見れていいかなぁーって。


母の日と祖母の誕生日が近かったこともあり

お祝いもあげよう〜、って。


突然帰ってきた私に
もちろん
母は喜んでいました。


祖母はもう91歳、
それでも
食欲旺盛グッド!元気で安心しました。


母はなんだか少し

疲れてみえました。

祖母の世話と介護の仕事で
疲れが溜まっていたのか、

少し心配だったので

『無理しないよーにね!倒れないでよっ!!』

と言うと

母は相変わらず

優しい笑顔で
かわいらしく

『会えてよかった〜ラブラブ
愛してるよ〜チュチュチュラブラブ

↑母の口ぐせ(笑)を言って

抱きついてきました。


私は毎回なんだか照れて
『はいはい、またねー』って


そっけなく返してしまって。


母がいつも作る
お寿司の具をもらって帰りました。

冷凍庫にストックしたまま
6月5日。


自分の事に忙しくて

母の事や祖母の事など
頭にもなかった。


母が倒れて危険な状態、だと聞くまで。


夜中、車をとばし
宮崎へ帰りました。

こんなに遠く感じた事はなかった。

着いたのは朝になる前でした。

病室へ走って行くと

母はベッドの上で
沢山の点滴に繋がれ

苦しそうに呼吸を繰り返していました。



涙が止まらなくて。

『音や声を掛けないで下さい。危険な状態なので』と先生。


声をかけたくてもかけれない、、、
お母さん、、、!!

祈り、必死で母の手を握りました。

苦しそうに
母が手を握り返してきました。


病名は

くも膜下出血。

主治医によると

場所も悪く、手術も難しい。とのこと


いや、まさか。
死ぬわけないよね。


まさか。

ううん、大丈夫。


そんな、、うん、きっと大丈夫。
私はまだ
母に何もしてあげてない。


まさか、まだ逝かないよね?
ね?まさか。。。



仲良し三姉妹の真ん中の私。
そんな私達は1年前ほどから絶縁状態でした。


死ぬまで姉にも妹にも会う事はない、
そう思っていました。


私のすぐ後に
妹も病院へ駆けつけて来ました。

母を見るなり泣きながら
必死で手を握りました。


『お姉ちゃん(長女)も今、アメリカから
帰ってきてるよ!お母さん、だからまだ
頑張って!!』


姉は最短の方法で帰国を選び

到着予定は
母の手術が終わる少し前、の予定だとか。


主治医に呼ばれ
手術の内容を聞きました。


大掛かりな難しい手術になる、と。
涙が止まりませんでした。

どうか
母をたすけて下さい。

その言葉しか
思いつきませんでした。


後一時間半後に手術。

その時でした、、、。


母の様子がおかしい、、、

母が、、、


そんな母を見て
泣き崩れ、過呼吸を起こして倒れる妹を
抱き支えながら私は
必死で
母に叫びました。


お母さんっっ!!まだ逝かないで!!!
お願い!!まだダメだよ!!
お願い!!!…息をして!!!


呼吸が止まり、心肺停止の母に
僅かな希望と必死の思いで

母が望まなかったはずの
人工呼吸器。

ほぼ脳死状態の母に
延命治療を施しました。


そんな状態の中に

やっと姉が帰国。


6月10日
姉の誕生日。


午前1時59分。


私達、三姉妹が見守る中

母は永遠の眠りにつきました。


不思議な事が沢山重なりました。


母は亡くなる直前まで
私達に愛を残して逝ったという以外に
考えられません。

命を引き換えに
3人を引き寄せたのか。。。


不思議な事が色々と起こりました。


そして、今日。


母の遺品の整理等で
姉だけを宮崎に残し

私は仕事を終えて
帰ろうと
自転車置き場で
母の事について
姉と妹とやり取りをしていました。


すると、

少し変わった感じの年配の男性が
『自転車、出してもいいですか?』

と。

あ、ジャマになったのか。

『どうぞ、お先に』

と男性は自転車を
駐輪場の枠から外すと


私の方を振り返り立ち止まりました。


『自転車も人も気を抜くと
取られてしまうんだよね。
病気や事故は逃れられないけど。
人は人に感謝して
幸せになるために産まれてきたんだよ。』


と一方的に言って
去っていきました。


私は唖然としました。

母が何かの手を借りて
私達にまだ伝えようとしているのだろうか。


奇妙だけれども
不思議と温かく感じる事が
まだ起こるのかもしれない。


母が愛を残して
愛をまだ伝えてくれようとしている気がするのは
私だけなのだろうか。


ありがとう、お母さん。


私は恥ずかしくて
言葉で返してあげなかったけど


心から愛してるよ。
本当にありがとう。

あなたの子供でよかった。
沢山の愛をありがとう。
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