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the art,music and subculture.

趣味に関する日記というか記録というか、そんなとこです。

 

招待券をいただきまして、行ってまいりました。

ありがたすぎる‼️🤩

 

 

すーんごい暑い日だったけど、ここは涼しくて人が少なくて静かで素敵な作品がたくさんで⋯

 

 

めっちゃオアシスぅ〜😚💕



隅から隅まで堪能させていただきました❗️

 

 

おことわり

当ブログの記事作成に当たっては、情報収集の補助としてAIツールを使用しています。内容は筆者が確認・加筆修正を行っていますが、正確な情報の詳細については、公式サイト等もあわせて確認いただくようにお願いいたします。

 

 

 

 

 

この美術館は、前にもちょっとご紹介しましたが、阪急阪神グループ創業者・小林一三氏のコレクションを展示する美術館。

 

 

氏は、作者の知名度やブランド力とかじゃなくて、あくまで自分の眼で見て作品として良いと感じたものや、当時の大衆が熱狂した文化の空気感が伝わるものを好んで集めたんだそうです。

 

 

ホンマカイナと実際に足を運んでみると、ホンマヤッタワと思えるんですよここは。

 

 

だってね・・・

 

 

1.誰、それ?ていう作者の作品がたくさんある

でも、どの作品も、当時の大衆文化や風俗がよくわかったりとか、素人から見ても出来が素晴らしいとわかったりとか、そんなのがいっぱい。

 

 

氏が知名度で作品を選んでないのがよくわかるんです。

(今回の企画展はたまたまよく知ってる人の作品のほうが多かったけど)

 

 

お気に入りを見つけて、作者について調べてみるのもとても楽しいです。

 

 

2.作者が有名でも特別扱いしない

今回もいつもどおり「ふむふむ」とキャプションを読んでいると⋯

 

国周画(え、豊原国周ですか?あの?)、三世豊国画歌川国貞のことですか?)、国芳画(ちょ、奇想の歌川国芳ですか?相馬の古内裏の?)、三世豊国と歌川広重の競作もあるやん…

 

 《相馬の古内裏》歌川国芳 1845〜1846年頃

(この作品は展示されていません)

 

という具合に、現代では巨匠とも位置づけされる絵師の作品がそれはもうサラッと展示されていて、一切絵師に言及してない😅

 

 

作者じゃなくて作品を観ろってことですよね。

 

 

作者の有名・無名にかかわらず、作品の扱いは常に同列です。

徹底してます。

 

 

3.小林一三氏の先見の明

今回複数展示されていた明治時代の歌舞伎の絵看板は、劇場お抱えの職人絵師が急ごしらえで制作する宣伝広告物で、風雨にさらされることもあるし、公演が終われば本来はすぐ破棄されるものなんだそうです。

 

 

そういった「広告」に芸術的価値をいち早く見出し、状態の良いものを買い集め、現代まで状態が良いままに保管・展示してきたという、氏と財団(美術館)の情熱や努力には感服するしかないです。

 

 

ちなみに、絵看板のキャプションには(たぶん)全て無款と書いてありました。

 

 

作者のサインはありませんという意味なんだそうですが、サインがなくても調べれば作風や筆致から作者くらいわかりそうなものなのに、してないんかい❓️とある意味唖然😶

 

 

それってつまり、作者が誰であっても作品が良いのだから作品を観てほしいってことですよね。

 徹底してるわ〜😅

 (調査・研究はしているけど、サインがないから「ない」と単に表示しているだけなのかもしれません)

 

 



 
さて、今回は歌舞伎の悪役にフィーチャーしてると前述しましたが、歌舞伎のことを全く知らない私は、ここへ作品を観に来て初めていろんなタイプの悪役がいることを知りました。

 

 

実悪(じつあく)

立敵(たてがたき)とも呼ばれ、私利私欲のために悪事を働く、文字通り「実に悪い」中心的な悪役。

 

国崩し(くにくずし)

天下や大きな御家を乗っ取るスケールの大きい大悪人。豪快で強い存在感が求められる。

 

公家悪(くげあく)

天皇や公家など高い身分でありながら、国家の横領や乗っ取りを企む、不気味で高貴な巨悪。顔に引く独特の隈取(くまどり)に特徴が。

 

端敵(はがたき)

悪役グループにおける下っ端・脇役。実悪や公家悪といった首謀者の手下として登場。物語を転がすための細かな役柄。

 

赤っ面(あかっつら)

顔全体を赤く塗った粗暴で血気盛んな敵役。粗暴で乱暴な行動をする役どころ。

 

ちゃり敵(ちゃりがたき)

悪事の合間にコミカルな動きやユーモアのあるセリフ(チャリ場)を入れて、観客を笑わせるお調子者の悪役。高い演技力とテンポ感(間合い)が必要なため、ベテランの脇役俳優が演じる。

 

色悪(いろがたき・いろあく)

色白で容姿端麗な二枚目でありながら、中身は冷酷で残忍という、妖しい魅力を持った悪人。

 

悪婆(あくば)

色気と度胸があり、ゆすりや恐喝などの悪事も働く、中年以上の姉御肌の女性。根っからの悪人というよりは、どこか憎めないキャラとして描かれることが多い。

 

 

国周画 四世中村芝翫 明治16年(1883) <国崩し>
松永大膳
 
 

三世豊国画 五世松本幸四郎 嘉永5年(1852) <実悪>
高武蔵守師直

 

私、実は、世間の評価が超高い映画「国宝」はそうでもなかったんですよねー

 

 

アマプラ勢なんで、散々期待値を上げられた末に観たからというのもあるんでしょうけど。

 

 

人生の何もかもを犠牲にしてもほんの、ほーーーんの一握りの役者しか到達できない歌舞伎という芸の極み、深淵。

 

 

歌舞伎自体の魅力が私にはよくわかってないから、そこを目指す主人公たちにイマイチ共感できなかったのかもしれない。

(いやいや、歌舞伎を知らなくたって人間ドラマが素晴らしかったでしょ❓️って言われても⋯そうかぁ❓️って😅)

 

 

こういう知識を少しでも仕入れてたら見方が違ったのかなぁ。

 

 

気が向いたら見直してみるわ😅

 

 

国周画 五世尾上菊五郎 明治26年(1893)<加役>八汐

 

 

そして今回もやっぱ当時の衣装(着物)の柄と色合わせが素敵過ぎた😆



今回は錦絵は大首絵(上半身)が多かったから、情景を俯瞰して全身が描かれている絵看板の登場人物の細かさが特に凄かった。

 

 

写真撮影不可だったしネットにも落ちてないのでお見せできなくて残念ですが、描き込みも凄まじくて、コレで急ごしらえとか使い捨てとか嘘でしょ⁉️てレベルの美しさなんですよ😳

 

 

私にとっての浮世絵の醍醐味の1つというか、好き♥️の大きな要素が着物と、庶民の場合はその着こなしと風俗的なもの。

 

 

今回は庶民じゃなくて歌舞伎の舞台衣装だから、いつにも増して派手でキラッキラでした✨️

 

 




この美術館の企画展は、小規模ながら観終わった後の満足度が(私は)非常に高いです。

 

 

知らなかったりわからなかったり初めてだったりすることがたくさんあって、知的好奇心を刺激されます。

 

 

小林一三氏は自分の好きなものを集めただけなんだけど、その「好き」の方向性が先鋭的だし、先駆的だし、先進的だし、とにかく当時の人の何歩も先を歩き、何手も先を見据えていた人なんだなと作品を観ていると思います。



何十年後かを超平凡に生きている私を刺激してくれるんだものね。

 

 

 いやー、今回もいいもん観させてもらいました❗️😆

 

 

招待券がもう1枚あるから、もう1回行ってきます♬

 

 

あっ❗️

近々関東方面にコレクション群が遠征するらしいので、興味のある方はぜひ😉