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the art,music and subculture.

趣味に関する日記というか記録というか、そんなとこです。

 
いちばん好きな画家は?
 
 
と問われたら私は、
アンドリュー・ワイエス
と即答します。
 
 
このブログでは洋画に関してはわりとヨーロッパ系を語っているわりに、意外にも?アメリカの画家です。
 
 
20世紀アメリカを代表する写実画家。
 
 
ただ、日本では作品にお目にかかる機会が極端に少なくて…🥲
 
 
主な作品はアメリカ国内の美術館に所蔵されていてほぼ門外不出だし、個人蔵も多いので、日本でまとめて展示するとなるとめちゃくちゃコストがかかるんだそうです。
 
 
でも今年、2026年は、そんなこんなをある程度克服したのか、彼が2009年に没して初めての大規模回顧展が日本国内で行われるんです❗️
 
 
今から楽しみで楽しみでしょーがないんですが、そんな中ひっそりと開かれていたのが今回の企画展。
 
 
ひっそりすぎてつい最近まで情報を取得できておらず、気がつけば会期末😱
慌てて行ってきたしだいです💦
 
 
だってワイエスの絵が数点展示されているから❗️
これはめちゃくちゃ貴重な機会です❗️🤩
 
 
展覧会の内容は、ユニマットの創業者、髙橋洋二氏が「やすらぎの美」をテーマに収集したコレクションの一部です。
 
 
収集方針どおり、めっちゃやすらぐ〜☺️💕
そういう展覧会でした。
 
 
もちろんワイエス以外にも良作がたくさんありました❗️
 
 
 
 
 
初めて訪れた美術館です。
 
神戸市の六甲アイランドという人工島にあります。
ちなみに神戸市にはポートアイランドという人工島もあります。
 
 
作品は一部を除いて写真撮影OKOK
ユニマットさん、太っ腹❗️
 
 
でも残念ながら、ワイエス作品8点はその「一部」に入っていてすべて撮影禁止だったので画像はありません。
あと、ミレーの画像もありません。
 
「ミレーからワイエスまで」なのに😅😅😅
 
「落穂拾い」のミレーのヌードは珍しかったので写真は撮ったのですが、絵の暗い部分に私が映りこんでしまったので(下手か💦)
 
 
そんなわけで、それら以外で私にとってのおなじみさんを中心に、以下ピックアップしていきます。
 
 
 
今回のユトリロさん
《バニューの教会》 1925年 モーリス・ユトリロ
 
もっとも人気があるという初期の「白の時代」よりかはカラフル。
寂寥感のある白っぽい画風もいいけど、こういうのも躍動感があっていいなぁ。
 
 
 
今回のルノワールさん
《泉(横たわる裸婦)》 1905年 ピエール=オーギュスト・ルノワール
 
ルノワールお得意の、自然の中で肉感的な女性がスッポンポンの巻。
 
いやらしくはないし、古典的な神話画っぽくも見える。
 
ルノワールの描く裸婦を見てると「エロってなんやろ?」って、ちょっと哲学的(か?)なことを思ったりする。
 
どうせハダカを描くならもっとエロくてもいいのに(下賤😅)
 
正直ルノワールの裸婦は私は興味ないな〜。
 
でも今回は私の好きな画題のお花も展示されていた。
ポストカード買えて満足❤️
 
 
《花束》 1877年 ピエール・オーギュスト・ルノワール
 
 
 
今回のドガさん
《梳る女》 1892-1895年 エドガー・ドガ
 
たまには踊り子じゃないやつをピックアップ。
てか、題名なんて読むの?😅
 
あとで調べたら「くしけずる」または「けずる」らしい。
クシで髪をとかすの意。
ま、そのまんまのタイトルですな。
 
でも相変わらず「そこ切り取る?」的な場面。
好きです。
もちろん、踊り子さんの絵もありましたよー
 
 
 
 
今回のモディリアーニさん
《ルニア・チェホフスカの肖像》 1919年 アメデオ・モディリアーニ
 
やっぱ首が長いのね。
 
Wikipediaによると、モディリアーニの代表作は大部分が1916年から1919年の間に集中して制作されているらしいから、これも絶頂期の作といえばそうなんだろう。
 
でもなんか、描き込み度合いからして私には未完成作品にも見えるなぁ…
 
ちなみに「絶頂期」といってもモディリアーニは35歳の若さで1920年に病死したし、存命中は全く評価されてませんでした。
 
 
 
今回のコローさん
《愛の秘密》1855-1856年 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
 
コローといえば銀灰色の森。
風景画しかイメージがなかった。
人物画も描くのね。
 
画家なんだからあたりまえっちゃあたりまえだけど、ヌード(といっても露出は少ない)はもっとイメージなかったな。
 
でもやっぱ暗めの森が観たいな。
 
 
今回のはじめましてさん①
《花と娘》1876年 レオン・フィリペ
 
結構大きい作品。
だけど、やわらかいタッチと配色で威圧感はない。
 
フィリペはベルギー出身の19世紀の画家。
ベルギー印象派の先駆者。
 
以下、うちのGeminiに調べてもらったところによると…
 
ベルギーで重厚かつ厳格な伝統的教育を受けたあと、若くしてイタリアへ留学。
イタリアの陽光に魅了され色彩感覚が超覚醒。
その後は生涯の多くをイタリアで過ごし、歴史や神話といった伝統的モチーフより、市民の日常を繊細で優雅な色調で愛情深く描いた。
 
日本での認知度も絶賛向上中みたいです❗️
 
 
今回のはじめましてさん②
《月の光》制作年不詳 ヨセフ・ヨドクス・モーレンハウト
 
今回、いちばん私が目を引かれた作品。
こちらも19世紀ベルギーの画家。
 
光源は月灯りだけ。
港というほど立派でもない、粗末な水辺が静かに浮かび上がる。
沈みかけた小舟、疲れ果てたように見える人々。
でもどこか荘厳で神秘的。
 
モーレンハウトは、17世紀オランダ絵画の影響を強く受けつつ、19世紀らしい劇的な光の演出や、物語性を感じさせる構成を得意としたそうです(Gemini調べ)。
 
道理で❗️
 
あと動物、特に馬の描写に定評があったのだとか。
それも観てみたいなー❣️
 
ベルギーの絵画はこれから注目していきたいです。
 
 
美術館出口から外を臨む
 
 
最後に、肝心のワイエスの作品について。
 
 
「ヘルガ」をモデルにしたヌードが1枚だけありました。
(ポストカードは売ってなかったし画像もネットに落ちてませんでした…)
 
 
ヘルガさんは、ワイエスが住む農場近くの農場主の妻で、隣家で働いていた女性。
4児の母。
プロのモデルではない。
正直、特に美人というわけでもない。若くもない。
でも15年間にわたってワイエスのモデルを務めていた。
 
 
ただ、ワイエスはそのことを妻にもナイショにしていて(ヘルガさんも夫に黙っていた)、秘密裏に240点も彼女を描いていたものだから、1986年にそのことが公になった当時は、不倫だ愛人だと相当センセーショナルだったらしい。
 
 
1990年に開催された「ヘルガ展」を観に行ったのを思い出しました。
 
 
今回展示されてたのは裸でうつぶせに寝そべっている、どうということもない作品だったのですが、ヘルガ展ではアンダーヘアもバッチリな結構露骨な作品が多くて、若かった私はちょっと「うわー🫣」てなってたなぁ。
懐かしい☺️
 
 
今年のワイエス展はどんな内容になるのかな。
ていうか、何回観に行こうかな😁
グッズとかも買いまくりたいから、今からおカネを貯めよーっと。
 
 
ヘルガ・テストーフさん