失恋を忘れるには
新しい恋がいちばん♪
なんつって、
そうそう、古い鶏肉はアレルギーとか起きて
じんましんとか出るしね、
恋も肉も新鮮がいちばんなわけです。
で、以前ちょっと有名な占い師に
「あんた、懐かしい人と再会して、その人経由でいいひとみつかるよ」
と言われたあたし。
それが、言われた時期にまじで10年来の仕事仲間と再会。
「あああ、お願い、紹介して~」と
泣きついた結果。
2週間ほどして「合コン希望者がでたよ!」
うはうはは~とまずはマンツーでお会いしまして。
いや、もうなんなら鼻も
「運命の人がいるのなら~~♪」とか
歌ってたよ、サビだけ。サビしか知らねえし。
で、待ち合わせの駅を出て、周りを見回して
近くのローソンにスルーインした。
ちょっとまってくれ、駅前には
わがままボディのぴちT短パンオヤジしかいねえんだが。
いやいや、待ち合わせまであと3分ある。
きっとあと3分後には、成宮君とはいわないまでも
そこそこ、まあ、
柴田恭兵くらいのセクシーさをそなえた40歳がくると思うわけ。
で、結局どうも人減るけど増えないのね。
で、どうも残ってるの、ぴちT。
2分すぎてから電話する。
出ない。
2回目の電話、
頼む、頼む、
願いはむなしく、ぴちTはポケットから携帯をだした。
いやいや、でもさ、齢35近くにもなるとさ
人はみかけじゃないってわかってくるわけ。
うん。だから、すこしお話してみよう!
店は私の大好きなクラフトビールの店。しかもブルワリー併設。
なんか予約してあるのかとおもったら
予約してなかった。入れたからいいけど、ツメあまくねえか。
で、何とか席に座り、
「おれビール1杯目だけかな」っていう。
ねえ、ここブリュワリー併設のクラフトビール屋なんだけど。
そして、たいして飲まない宣言のあと
「で、この店のおすすめどれ?」と
ため口で店員さんに聞いて、結局それを頼まないアレ。
私は目の前のぴちTにプリントされたヒスブルレディに話しかけた。
『この人、なんなの?』
趣味:ゴルフ
わたしは全くゴルフをしないが
私「ゴルフって、、、えっと、紳士的なスポーツで奥が深いみたいですね!」と話をふると
ぴ「うん、奥が深いかはわかんないけど、週に2回は行くよ!」
旅行(国内)
私「沖縄旅行だと、離島だと久高島とかいいですよね」
ぴ「あそこでしょ!!波照間のほう!おれ波照間行ったときにさ・・・」
波照間とは全然ちがう(本島から5キロくらい)し、
波照間の話一切してない。
旅行(海外)
ぴ「おれロンドンいったんだ」
私「いいな!わたしアガサクリスティがすごく好きだからうらやましいです!」
ぴ「おれはアガサなんとかってしらないんだけど、食べ物は・・・」
え、俺の水向けぶっとばした?
正直、当日朝からおなかいたくて
ピール1杯目で実はすげえジンマシンでてきてて
なんか会話もこんなんですげえ疲れるんですが。
40分もすると
「ところで本題にはいろう、本題に入ろう」と
2軒目へいざないだした。
本題ってさ、「合コン」のことだよね。
で、2軒目にはいってすぐ
「ところで、なんならすごく話も合うしさ、このまま別に合コンせずに一緒に飲みに行ったりとかでもいいかなって思ってるんだけどどうかな」と言われる。
このとき思った。
ジンマシンでても
つかれても
あたしのわがままかもしれないから
とりあえずご縁、ご縁、いいですよと答えた。
そして、しばらくして、
黙り込んだ時だった。
すっとぴちTは手をのばし
あたしのぽっぺたを
若干下にたるんではいるが
ほっぺたを
顔をつかむかんじで
ムニムニしてきた。
全身鳥肌な上に
なんであたしはこんな気持ち悪い男に触られなきゃいけないのだろうと
泣けてきたよね。
しばらく我慢して、
やっと帰れるタイミングになったら
「おれ、たばこ1本吸うから、待ってて!」
です。
それも、
駅前の、寒空の下で。
紹介だし、お付き合いとおもい我慢して
やっと駅についたら
「おれ、最寄り駅まで送っていくよ」という。
もうね、新宿までの10分、
泣きたいよ。
しみじみ思った。
「紹介して、紹介して、合コンして!」
という人間はこう見えるのか、と。
まさに、学びである。
急いで相手を見つけようとして
自己憐憫にひたるような結果。
ばかばかしい。
やめだ。
占いにしがみついて
「きっとこの人だからがまんして一緒にいよう」
と思っていたのだ。
ただ、体はジンマシンと腹痛を起こした。
実はその2日後、10年ぶりくらいに
鼻血まで出た。
体が全力でこの男を拒否したのだろう。
最近、いろいろ本を読んだりして
学びもあったのだけど、
また気持ちがまとまったら
書いてみよう。
まずは、急いでから回った
紹介、のお話。
ちなみに、この方とは二度とお会いしない予定。