前回の革命からの続きになります

詳細は以下の分をご覧ください

今回もネガティブ満載になりますこと、

どうぞご容赦くださいませ




彼が来た!


さっさと家を出た私たちでしたが

彼が探しまわっていると噂で聞こえてきました

まぁ、確かに近距離というか、

娘の学区内での転居なので近いのは事実です


が、引越し先の物件は玄関オートロック!

居留守さえも全然オッケーですし、

きちんと防犯カメラもついているから

けっこう心情的には安心出来ました


そんなある日、帰宅するとインターホンが…


カメラ越しに見えたその姿は彼でした!


さっき帰宅した娘のあとを辿ったらしく、

娘も着いて来るのがわかっていたようです


娘を叱ってもどうしようもないですよね…


すかさず警察に電話して事情をはなし

彼に注意してもらうようにしました


以前もDV振るわれた時に警察に通報し、

暑に連れて行かれて調書取られてましたから

接近禁止令?そんな対応されたらしい


↓当時暴れた時の証拠写真です


この日は2009年5月5日

我慢できずはじめて警察を呼びました



これをお読みの、

まさにDVに悩まされているという方が

いらっしゃるなら最寄りの警察署内 

生活安全課がDVの担当部署となります


何かあった時はこちらに相談されてください

親身になって話しを聞いてくださいますから!



あとは役所に出向き、

彼と彼に繋がる親族一同が私たちの住所を

勝手に辿れないように手続きを取りました

これは一年更新で自動更新とはなりませんが

わざわざ毎年手続きしても効力があります

それとあわせ、学校にも事情を説明し、

父関係の電話は一切取り継がないことを

約束していただきました


当たり前ですが、母として命をかけて

娘たちを守らなきゃいけないのです、

やれることはなんでもしないと!



協議離婚決定


その後も何度か調停が行われましたが

時々彼は欠席していました

どうも最近体調が良くないらしいと、

相手の弁護士のはなしでした


ふーん

どうせまた飲んだくれてんだろう


調停は私がほぼ100パーの完全勝訴です!

いわゆる協議離婚ってやつですが、

家もほぼ私の主張が認められ

彼には退去命令が出されるそうです


当たり前だ、ざまーみろ!


離婚届も正式に受理され、

早く家を出てくれることだけ祈っていた矢先



まさかの結末…


2016年6月の下旬、

彼の実姉からの電話が入りました


彼と電話が繋がらない、

胸騒ぎがしてどうしようもない

警察にも近くへ行って見てもらいたいと

電話を入れたそうです


私もその日は仕事でしたが、

義姉に頼まれると行かざるを得ません

そのまま家に向かうことにしました


そこへ着くとすでに警察官が二人待ってます

私は軽く様子を聞き、彼らに鍵を預けました


下から見ると2階の窓が開いています

そこからテレビの音が流れてきてるのだけど

肝心の他の音がないんです


そのうち、中に入った警察官から呼ばれ

中に入る許可をもらいました

(私の家なんだけど)


胸騒ぎがします…


そして、2階に上がり

彼が寝ているはずの窓辺の下に…


そこに変わり果てた彼がいました


警察官らは私に本人かどうか確認して、

ですってさ、おいおい…


普通、こんな場面なら

女性って叫ぶのがほんとなんじゃない?

もしくは逃げ去るか、嫌がるか、だよね


だけどその時の私は意外にも

その姿を声もなく黙って見つめてました


心の中では怒りが沸々と込み上げるだけ


なに勝手にこんなとこで死んでんだよ?

最後までふざけんな!!


そんな気持ちしか湧いてきませんでした


我ながらどんだけ情の強い女なんだろか…


孤独死したその姿を前に、

怖くもなく気持ち悪さもなく、

あるのはただただ怒りのみ


彼の怒りの沸点も大したもんでしたが

私もなかなかどうして、ですね(苦笑)


そのあとのてんやわんやは想像通りです


翌日早々に彼の息子が来ましたが、

何ということでしょう!

本人確認は(私で)済んでるから

やらんでいいって言われ確認ナシだって!

ズルくね!?

理不尽さでさらに怒りが込みあげた私です


てか、

”孤独死体を見ても動じなかった私“

という自慢話しにもなるのかもしれないグラサン

(そこ自慢するとこじゃない)



それから…


さらにさらにゴタゴタは続きました


お決まりの遺産相続争いってやつね。。

彼の先妻の息子たち&元妻の私

&養子縁組した私の娘、

皆に正当な権利がありました


嗚呼めんどくせぇ


が、規定に乗っ取り相応の分配でご清算!

文句言うならかかってきやがれ!


…その後なんも文句は届きませんでした


さらに厄介だったのは問題の家の処分です

やはり傷モノとなってしまったので

普通に売買はできなくなりました


何度か価格の相談を重ねても

結局は何割も下げられた金額で泣く泣く

処分するしかありませんでした

この時ばかりは父に申し訳なく思いました


弁護士費用やら売却損やら

えらい思いをする羽目になってしまったけど

彼の死でようやく私たちは

普通の生活に戻れたのだと思います



それぞれが負った痛みや傷は簡単に

消えそうにもないのですが、

同じ痛みを分かち合うことで、

なんとか平常心を保ったように暮らしてます


時おり夜中に叫びながら飛び起きるのですが

それは必ず彼が夢に出た時です


娘もいまだに夢で殴られそうになったと

言ってきます、かわいそうに…



なんとか忘れようと思いましたが

一向に忘れられるワケがないですね


カルマがどこでどう繋がり

さらにどこまで続くかを考えるとウンザリです


どこかで断ち切れるものなら今すぐにでも

断ち切りたい!


そんな思いを胸に、

この話しを終えたいと思います


何か思うことがありましたら幸いです


読んでくださりありがとうございました



エピソード2 怒りの頂点