笑顔表情筋協会認定インストラクターで
歯科衛生士・ケアマネージャーのサチです。
味覚についてです。
舌の表面に多数ある味蕾と呼ばれる組織内の
味細胞が味覚の成分を感知した後、
その情報が、神経を介して脳に伝わる。
(味蕾は舌の他にも軟口蓋や咽頭、喉頭にも存在)
この過程のどこかが
おかしくなる事で味覚障害になります。
味覚障害の原因として
亜鉛不足がありますが
他にも、ストレス、加齢、口の渇き、神経疾患など、そのメカニズムは、よくわかっていない。
亜鉛不足によるものは、ある程度わかってきて
亜鉛は味細胞の新陳代謝には必須で
不足すると
新陳代謝が抑制されることで
古い味細胞が残ってしまい、結果として
味を感じる能力が低下してしまう、と考えられています。
人間の味覚には
酸味、塩味、苦味、旨味、甘味の5つの要素があります。
甘味や旨味は美味しい味、
酸味や苦味は、まずい味、
塩味は低濃度で好ましい味、
高濃度では嫌な味
として認識されると言われています。
より少量で感じる順番は
苦←酸←旨み←塩味←甘み
人は甘味を一番感じやすいのでは、と
思いがちですが、
実は苦味を感じやすい。
苦い味は少量でも感じやすい。
苦味は毒の、
酸味は腐った物の
それぞれの味を意味してきたので
ミネラルシグナルの塩や
エネルギーシグナルの糖よりも優先して感じるように人間の体は、凄い
『辛味』と『渋味』は
刺激や痺れとした痛みで、痛覚として考えられているため、
五味には含まれません。
いろいろ書きましたが、
とにかく美味しく食べたいですね
美味しさが際立つシンプルさ