3歳4ヶ月になる息子。
今朝はなかなか起きられない様子だった。
起きてからも、
床でゴロゴロ。
そして、普段なら機嫌良く1人遊びしているのだが、些細なことで
キーッとなって、
「抱っこ〜涙」
と手を伸ばしてきた。
出発の時間に迫られながら
洗濯物を干していたので
あー、やだなー、と
思いながら抱き上げ、
ソファに連れていけ、というので
ソファに降ろした。
そして案の定、
「母も座って〜涙」と。
わかっている。
今の私の
人生の課題は、
時間に迫られて急いで干さなくてはいけない洗濯物ではなく、
息子の隣に少しでもいいから
腰掛けてあげることだと。
わかっているのに、
「いま、お洗濯干してるから」
と洗濯物を選んでしまった。
そして、その後も
抱っこ、抱っこという息子。
ここにきてようやく、
あ、この子、
今朝はちょっと
具合が悪いんだな、
と気づいた。
3年4ヶ月、息子という存在と接してきて
ようやく「いつもと違う」に気づけた。
頭の端では
なんとなく、
あれ?
と思うことがあるんだけど
忙しく動いていたら
すぐにそれがかき消されてしまって、
熱が出てから
ああ、やっぱり、
と合点がいっていた。
今までは。
でも今日は、
早めに気づけたから、
保育士さんにも
そう伝えることができた。
そんな自分に
ちょっと嬉しかった。
抱っこ、とせがむ息子を
今までは
忙しいのに、なんで、困らせないでよ、
って
イライラさせる存在フィルターでしか
見られてなかったのに
今日は
具合が悪いから甘えてきているフィルターで
見ることができて
息子の駄々っ子も
受け入れることができた。
少しは成長してるじゃん、私、
ってちょっと嬉しかったんだ。