ちょっと前までの私は


何か自分のことで気づきがあった時に


そうか、こうしたら良かったんだ、

これからはこうして行こう、と


気持ちを新たにして

生まれ変わったような気になっていた。




まあ別にそこまでは良いんだけど、


それまでの、

出来ていなかった自分を

否定することも

必ずセットでしていた。



ほーらね、出来てなかったから

これまでの人生うまくなかなったんだよ、

昨日までの私、

ダメだったなあ、


でも、もう、

気づけたから、

明日からはきっと大丈夫!



みたいな感じで。



それを出来ていなかった時の私には

出来ない何かしらの理由があったり、

わざとやっていなかったり、


出来ていないことで

何か、自分を守るための

バランスを取ろうとしていたはずなのに


それに気づくことなく、

出来ていなかった私はダメだった、と

否定して切り捨てようとしていた。



それを繰り返すたびに

私の中の

私を守ろうと必死にやってきた

小さな私は


また

理解されなかった、

受け入れてもらえなかった、

許してもらえなかった、


と、とても傷ついていたはずだ。




自分の出来ていることをみずに

ダメ出しばかりすること自体、

完璧主義という

頑固な人の仮面を

被った行動なのだ。




新しい気づきがあったとしても

根本的な部分では

変われていない。



ていうか、変わらなくてよくて、

この仮面を脱いで


本来の私に戻ってゆけば良いのだ。




だから、

新しい自分になったつもりで

過去の自分を否定していた私を


私は受け入れるよ。




私に戻りたかっただけなんだ。



生きづらさを

取り除きたかっただけなんだ。




そんな、もがいて必死な私も

受け入れるよ。


許すよ。




さあ、またここから。



私らしさを取り戻す旅、

毎日、

一瞬一瞬が

気づくチャンスの連続なんだ。