私は

割と、


世間から外れた生き方をしていると思う。




はじめての就職は看護師。


手厚い福利厚生、お給料もまあまあ良い病院で、

真面目にスキルを磨き、

近い将来は副看護師長だね、

と副看護師長に言われていた矢先、


自分の子宮を大切にしたいから、と

任期半ばで

自己都合退職をした。



その後も

夜勤のない働き方を模索して

ゆるっと働いていたら、


フルタイム時代の多大な税金や

度重なる引越し代などにもっていかれ

貯金を使い果たしていった。




幸運にも

結婚の機会があり、


子宝にも恵まれ、


安定した生活を送れるようになった。




そこから、きっと、

看護師免許を持っている女性ならば


看護師として働くのが


金銭的にも

キャリア的にも

メンタル的にも


妥当だと思う。





でも私は


まず農家のアルバイトとして働き始めた。




そして、農家お休み中の冬は


ピザ屋のバイト。







色んなところにバイトの面接に行ったけれど、


ほとんどの人に


「えっ、農家?!」

「看護師さんとしては働かないんですか?」

「カフェとかでも、働いてたんですねぇ〜、、」

「色んなところで働かれてたんですね〜」


って驚かれる。






自分でも、


面白い経歴だ、と思う。






なぜそうなったかというと、


農家は、

土を触って、自然の中で

過ごす時間が欲しかったから。


人とあまり接しなくていい仕事がしたかった。





ピザ屋は、

朝ゆっくり起きたかったし、

子供を急かして保育園に送りたくなかったから。


帰宅後も

時間に余裕がある中、

色々準備したかったから。


一人で静かにやる、

ミシン仕事の時間が確保できそうだったから。





全部、

自分の欲に従って

選んでいたのに、




つい、昨日まで、

その選択をした自分を

全く、信じてあげることが出来てなかった。




保育園に送迎に行くたびに、

他のお母さんのお迎え時間が

「18:00」とかなのをみて、



ああ、私も、

まだ若いのに、

働けるのに、



こんなゆるくやっていていいんだろうか、

と焦っていた。




いわゆる、

世間的に言う

「働くお母さん」

にならなくていいんだろうか、って

ずっと不安だったし、



そう出来ない自分を責めていた。






したくない、

やりたくない、


そういう気持ちがあって、


自分に楽な働き方を模索して

たどり着いた今なのに、




その、

「したくない、やりたくない」

しない自分を責め、


やっぱり、やった方がいいよ、

と無理矢理させようとしていた。






先日、

わしずあゆみさんの主催する

ゼロポイントラボで


小田桐あさぎさんの

本の一部を抜粋して

紹介していたのだけど。




「子育てしながら、

フルタイムで働くなんて、 


無理ゲー。


フルタイムの仕事ふたつを

掛け持ちしているようなものだ」


と話していた。





それを聞いた時に、


ようやく、




もしかして、

私の選択は

間違っていなかったのかもしれない。


と思えた。





と同時に、



とてもガッカリした。





私は、まだまだ、


誰かに


「合ってるよ、

大丈夫だよ」


と言ってもらえないと




自分の選択に

自信を持つことが出来ないんだ、と。






そんな風に落ち込んでいたら、


同じくゼロポイントラボで


『自立の教習所』


というお話をされていて、






そうか、

私がいま

罪悪感に苛まれて、

不安でたまらないのは、




母親に習ったことのないことを

しているからなんだ。









シングルマザーで、

昼と夜の仕事を掛け持ちしながら

三姉妹を育て上げた母。



義理深くて

嫌なことがあっても、

同じところで

誠心誠意働き続けていた母。




そんな教官を見ながら育ったのに、


家で悠長に

ミシン仕事しながら

ゆるっとお小遣い稼ぎのパートをしている生活なんて


罪悪感が出て当たり前だ。





でも、

本当に母親が

自分のような生き方を

娘である私に望んでいるのかと言うと、


そうでは無いようだ。




以前、

いまの私の生活の様子を話したら、


「いいんじゃない、

そんなに無理して働く必要ないよ」


と言っていた。





私の脳内の母親は


「休まず、きびきび、

全力で働け!!」


と言ってくるのに、


現実の母親は

違った。




だから、


なんか本当に、


自分で自分を越えていくしかないんだな、

って思った。




脳内の母親は

自分で作り上げたものでもあるのかな、って。




罪悪感が出たら、

自分で気づいて、


「これであってる。

こっちであってる。」


と怖いながらも進んでいくしかないんだな。





罪悪感いっぱい、

不安感いっぱいの

今の生活。


ああ、これでいいんじゃないか、と


ようやく、

今の自分を認められた瞬間でした。






この、『自立の教習所』は



神回



だと思います。






優等生女子、

プライド女子は

必聴だと思います。




母親のみならず、

色んな恩師や上司、先輩、彼氏、夫を

教官に仕立て上げてた〜😂💦




これに気づくだけでも、

自立への一歩が

歩めると思います。



あゆみさん、

わかりやすいお話、ありがとうございました😊✨