土曜日の朝
夫婦でコーヒーを飲んでいた時に
彼が(ああ、さっちゃん!)と言ってある一つの記事を送ってくれた
バレリーナ ミケーラ・デプリンスの死亡記事だった
彼女の壮絶すぎる美しい人生の軌道は以下
彼女は悪魔の子と孤児院で呼ばれ(番号で呼ばれていたそう)ご飯も満足に食べられない生活
そんな時に孤児院の門の前に落ちてた雑誌の表紙のバレリーナの写真に目が釘付けになったという
養女になりアメリカに渡った時に
必死に養父母にどうしてもバレエをやらなければならない!と説得してバレエを始めるも....
そこのバレエの先生に
(肌の色の黒い子にお金をかけても無駄)と言われたという逸話が残ってるの...この部分、以前に彼女の養母のインタビューで聞いてとてもショックを受けた部分なの
養父母はそこでバレエ学校を変えてくれた!
まあ、今だにクラッシックバレエの世界は(白い)と感じる時がある....これは大きな声では言えない部分で今後は変わって行くのでしょうけれど...
彼女の少女時代の25年ぐらい前だったら尚更なのでしょうが...,
彼女の(一枚の写真)がきっかけで本当にどん底から這い上がったというストーリーは本当に胸を打つ
一度、生で見たいバレリーナの一人だっただけに非常に残念すぎる
(ロンドンでもコロナ前にEnglish National Balletのジゼルでゲストダンサーで踊っていたそう)
29歳の若すぎる死
死因は公表されておらず
きっと今頃 あちらの世界で軽やかに華やかに舞っていることちゃんでしょうね