育児に奮闘しているさーちゃんです。

私はとても短気です。
昔から短気でした。(たぶん)

子供にもよく怒るし、旦那にもよく怒る。
旦那にはいつも話し合いをする時に、怒らないで欲しいと言われるけど
中々短気は治らない。

子供の学校しぶりが始まった頃、私はよく子供に怒っていました。

正直手を挙げることもありました。

自分でも怖いぐらい。

 

なので、なんとか自分を変えないとと思い、

怒りのコントロールについて勉強をし始めました。

 

ある本に感情は二次感情であることが書いてました。

二次感情の裏には一次感情があり、それが何かに対する不安があるから

二次感情の怒りがでてきてしまう。

 

人間は何か起きたとき、瞬時にいろいろなものを連想して反応してしまうそうです。

なので、何かが起きた時、その不安を表現するために怒るが出てしまう場合があります。

 

例えば、

子供が学校に行かない。(出来事)

怒り(二次感情)

 

では、一次感情はなんでしょうか?何が不安で、怒りがあるのでしょうか。

(もちろん怒ってしまっている時はこんな風に思えないけど、後で冷静になってから考えるといいと思います。)

 

子供が学校に行かない

 

 =将来高校に行けない

 =友達ができない

 =ひきこもりになる

 =不登校になってしまう

 =仕事につけなくなる

 =一生面倒みないといけない

 =私が他人に何か言われてしまう

等々

 

上記が全部無意識に考えていることかもしれないし、

意識していることかもしれないし、

たくさん連想しない人もいるかもしれないし、もっと連想している人もいるかもしれない。

 

ただ、こういう不安や感情を認識するだけでもいいです。

そして、大半のことは本人妄想にすぎないことです。

 

たとえば、

1日学校に行かないからと言って、

絶対に不登校になるとは限らない

 

半年休めばケロッと学校に行くようになるかもしれない。

 

今の時代いろいろな働き方があるから、子供が大人になるころには

もっと色々な職業が増えて、子供に合った仕事があるかもしれない。

 

学校に行けなくてもフリースクールのようなところに行き、

ひきこもらないかもしれない。

 

もちろん上記のことは起こるかもしれない。ただ、怒るかもしれないことを不安がって、

子供に怒りをぶつけても子供はびっくりするだけですし、子供がかわいそうです。

 

もっとわかりやすい例をあげると

誰でも一歩外を歩けば、死ぬかもしれない。

車にひかれるかもしれない。

通り魔に刺されるかもしれない。

 

でも、そんなことを心配して外で出ない人は少ないと思います。

もちろんそういう事故は現実にあります。

でもそれを予想して、一歩の外出しない人は少ないと思います。

(すごく極端な例ですが、一番わかりやすいかなと思います)

 

親だから子供のことを考えていろいろな不安を抱えるのは当然です。

でも、だからと言って、必ずしも親が想像していた通りに子供の人生が

進むかというと、そうでもない。

 

だから、そういう不安は自分の不安であって、子供におしつける必要もないし、

その不安を怒りとして子供にぶつける必要もないことをわかるだけでも、

怒りは少し消えるかもしれません。

 

私は以下の本を読んでみました。

でも、すぐには自分の怒りをコントロールすることはできなかったです。

 

 

でも、カウンセリングを何回か受けるうちに本に書かれていたことが少しずつ理解できるようになりました。

 

1か月ほど前、旦那は仕事が辛くて、休職しました。

それから、毎日旦那も子供も家にいます。

 

しばらく子供のことを怒ることが少なくなっていたのに、私はまた子供を怒るようになってしまっていました。

 

そして、その原因に気が付きました。

 

前のブログにも書きましたが、

旦那とは再婚です。

上の子は旦那の実の子ではないです。

 

だから、子供がちゃんとしていないと、旦那に嫌われるんじゃないかと無意識に思っていたようです。

旦那も子供が学校に行かないことは理解していて、無理に行かせる必要はないと思っています。

でも、塾や習い事には行くべきだと考えていました。(私も考えていました)

 

だから、子供が寝過ごして塾に行かなかったり、急に習い事は来週行くと言ったりすると

イライラして怒っていました。

そして久々に手を挙げてしまいました。

 

頭では子供がどんなに悪い子でも旦那が子供のことを嫌わないのはわかっていたけど、

やっぱり心のどこかで信じ切れていなかったのかもしれないです。

 

なので、旦那にも私の正直な気持ちを伝えました。

無意識にそういう風に思って、子供を怒ったり、たたいたりしてしまっていたこと。

 

旦那はもちろん、子供が好きとか嫌いという風に思ったことないよ、と言いました。

それもわかっていました。実の子と同じように愛してくれているのはわかっていました。

 

そういう不安があったこと、自分も理解して、旦那に言えたことがとてもよかったです。

2人で話し合って、塾にいかなくても、習い事に行かなくても行ける時に行けばいいよねって話し合うことができました。

 

それから、少し気持ちが楽になり、子供が習い事を休んでも塾を休んでも、次は頑張って行こうね、と言えるようになりました。