あっという間に3月になってしまいました
先日3/9にあったコントラポントの本番も無事に終わりました!!
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました(*^^*)
パレストリーナとジェズアルドというなかなかハードな組み合わせで緊張感満載な内容でしたが、お客様からも好評を頂き私自身非常に良い経験をさせて頂きました。
次回は6/6に南仏バロックの巨匠ジャン•ジルの作品をお送りします
また改めてお知らせさせて頂きます^o^
で、今は3/21に迫った自分のリサイタルに向けて本格的に準備を進めております!!
(詳細は前回の日記にて)
気付けばあと10日後…それが終わればあっという間に大学院への進学が待ってます
院試からここまであっという間過ぎて、若干焦っております^^;
そして、今日は3/11です…
あの日から3年の月日が流れました。
振り返るとここまで色んな事があったので、あっという間なようで長い月日だったような気もします。
私は神奈川に住んでいるのであまり大したことを言える立場ではありませんが、あの日は私にとっても大きな出来事でした。
3年経った今でもあの日の記憶が鮮明に蘇りますし、あの日から自分の出来ることは無いだろうかと必死にもがいていたような気がします。
今思えば、震災で宙に浮いてしまった自分の気持ちをなんとか繋ぎとめようとしていたのかもしれません。
震災があってから、私の周りで色んな場所でチャリティーコンサートが行われるようになって、私もその中に加わったりして被災地も何度か訪れました。
その中で自分たちのやっていることは偽善ではないのか?安易な行動ではないのか?自己満足ではないのか?
と思い悩む日も多々ありました。
今でも正直そう思う時があります。
歌は言葉が直接伝わる分、その表現や内容に責任を持たねばならない時があると私は思います。
3/11という日を迎えた今、歌い手を生業としようとしている以上、生半可な気持ちでは歌えないと改めて思いました。
ただ、歌をもっと心から楽しみたいと思う気持ちも震災以降からさらに強くなり、それと同時に今私がこうして歌を歌っていられることの有り難さを最近益々感じています。
この場を借りてで恐縮ですが、自分を支えて下さってる皆様や応援してくださってる皆様、いつも本当にありがとうございます。
まだまだ紆余曲折の激しい私ですが、これからも皆様に愛される歌を歌っていけたらと思います。
そしてそんな中、実は最近ある動画がアップされました。
私が今千葉で教えている「合唱団イクトゥス」さんの繋がりで出会ったSEIGIさんという方の「今、私にできること」…
震災の時に詩人の立春暦さんという方と作ったメッセージソングだそうで、今回有り難いことにこの曲を是非歌って欲しいとのご要望を頂きました。
歌い手として「歌って欲しい」と仰って頂けるのは本当に光栄なことです。
被災された皆様の為に、私の出来ることはほんの小さなことかもしれません。
ただ、自分に出来ることをこれからも考え続けていくことが大事なのかなと思います。
今日という日を無事に迎えることが出来たことに感謝しつつ、被災地の一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。
YouTubeより↓
田村 幸代