今、京都シネマなどで公開されている映画

ジャンヌ デュ バリー

を見に行ってきました。カチンコ

 

Du Barry夫人を

主人公にした作品は初めてだと思います。

映画や漫画、小説で描かれる彼女は

いつも気が強くて下品で恥知らず、

みたいな描かれ方をするのですが、

この作品では上品とまではいきませんが、

実際そうだったかもしれない

と思うような感じでした。グッ

 

主演は監督もしている

マイウェイン

LouisⅩⅤはジョニーデップです。

 

全編フランス語で、このブログでも紹介した

有名なセリフも出てきましたよ。

 

Il  y  a  bien  du monde 

aujourd'hui à Versailles .

 

 

覚えていますか?

 

 

 

今日はベルサイユには

大勢の人がいますこと。

 

でしたね。リボン

 

Antoinette役の女優さんは

とてもかわいい方でした。

無邪気な感じがよかったです。

 

Du Barry夫人は肖像画で見ると

少しタレ目のかわいらしい感じの人です。

 

 

肖像画を見る限り、

これまでに描かれているように

気が強く下品で恥知らずな雰囲気は感じません。

生まれが庶民で、娼婦だった経歴からの

イメージと思われます。

 

実際はどんな人だったのでしょうね…。

残っている肖像画では

Antoinetteのファッションを

真似してたりしますから、

そんなに気が強いかどうか…?

 

一方Antoinetteの映画はわりとあります。

私は好きなのは

ソフィア・コッポラ監督

キルスティン・ダンスト主演

 

 

マリーアントワネット

です。

人生楽しんだもの勝ち!

みたいな映画ですが、彼女の苦悩も描かれています。

こちらは英語なので、

そこがちょっと引っかかりますけど…。

大奥の映画が英語だったらなんか変な感じですよね…。

そんな違和感です。

 

でもどちらも衣装が素晴らしいし、

Versaille宮殿で撮影されていて素敵です。

 

マイウェインは

このソフィア・コッポラの映画を見て

Du Barry夫人に興味をもったそうですから

姉妹のような映画ですね。

 

AntoinetteもDu Barry夫人も

それぞれ悪女としてイメージされますが、

実際はどうっだんでしょう。

時代に翻弄されながらも

二人とも

自分らしく生きようとしたのではないでしょうか。

 

この時代、身分のない女性が

一人で生きていくには道は限られていただろうし、

身分が高くても

自由が利かず、その中で自分らしくあることを

貫こうとするのは大変だったことでしょう。

 

同じ時代の人たちが

そんな自分に正直な彼女たちを

羨ましく思って

ねたんで悪口を言ったかもしれません。

 

 

よかったら皆さんも

見てみてくださいね赤薔薇