診察室の扉を開けると、先生がいつもの穏やかそうなお顔で
:「どうしました」
:「いや、実は、かくかくしかじか…」
ってなカンジで症状を伝えると
:「お水が溜まってるのかもしれませんね」
み、水とな???
:「お、お水って何ですか」
:「ドレーンで出てきてた液ですね」
あぁ、手術後に管(ドレーン)から出てた、リンパ液と体液とかの、あの液体ね
え あれってまだ出るの こんなに
いや~、でも、そっかそっか~~~
な~んか、水でちょっと安心しちゃった~
良いのか悪いのか分からないうちに安堵していたワタシ・・・
:「で、えっと、どうすればいいんでしょう」
:「お水が溜まっている場合、やはりお水を抜く処置になりますね」
そうですよね~、そうなりますよね~~~ うんうん
:「じゃ、診てみましょう」
ってなことで、上半身を脱いで、診察室のベッドに座りました
:「そうですね~、ちょっと膨らんでるかな」
いやいやいや、ちょっとじゃない気がしますが…
:「えっと、今まではこの縫い目の端にシワが寄ってたのが、今は伸びちゃってるんですが」
シワが伸びているほど膨張していることを伝えたかったのですが、イマイチ伝わらなかったかな?
:「では、エコー撮ってみましょうか。検査予約入れますね」
おおぅ、やっぱ、そうきますよね
:「あ、ここで診てみましょうか」
んんん えっ ココ(診察室)で
:「では、ベッドに横になって下さい」
看護師さんが何やら重そうな装置を持ってきました
おおぅ、いつものエコー検査と同じやね
へぇ~、ココでも出来ちゃうんだ~~~
と、感心している間に、胸の周りを器機が滑ってました
:「う~ん、水はあまり溜まってないね~」
えっ えええっ 水じゃないの
・・・一気によみがえる不安
:「エコー検査でちゃんと撮ってみましょう」
ってなことで
やっぱりちゃんとしたエコー検査を受けることになりました
しかしっ、気になるではないか~っ
:「お水でない場合は、何なんでしょうか」
:「そうですね~・・・
アメリカではシリコンの副作用に希少がんの「リンパ腫」になる可能性が報告されてます」
んぎょぎょぎょぉ~~~
実は、ネット検索してて、その記事見つけちゃってたのよ~~~っ
(https://woman.excite.co.jp/article/beauty/rid_Doctorsme_5907/)
事実だったんか~~~
:「日本では報告されてませんが…」
そ、そうなんかいっ
:「ただ、この症例は、5年以上挿入されている場合ですね」
ん
ワタシ、シリコン入れて、まだ半年ちょっとヨ
安心していいの どうなの
:「では、エコー検査の後、また診察しましょう」
:「あ、はい、ありがとうございました…」
さっき以上に不安増大になりつつ、エコー検査の受付に向かうのでありました…
③へ続きます・・・(結果まで、いつまで引っ張る・・・前置き長すぎだわな・・・ くってり)