腰痛で通われている方から『中学生の息子も腰が痛いと言い出しているのですが…』というお話を聞いたので、こちらでもお伝えしたことをシェアしますね。
(私は医療従事者ではないので痛みに対しての診断はできませんが、お子様の痛みが運動不足からくる筋肉疲労と仮定してアドバイスさせていただきます。)
まず、子供でも腰痛は出ます!(^^;
ひと昔前、子供の身体は柔らかく元気で疲れ知らずだと言われていたのは、外遊びなどで身体を思いっきり使い遊んでいたからなんですよね…。
しかし、最近のゲームや携帯の普及で同じ姿勢で過ごす時間が増え、子供でも運動不足からくる筋肉疲労を起こし腰痛などを訴えるパターンが増えてきています。
(小さい頃からひとつのスポーツだけをハードに続けると、同じ筋肉を使い続けてしまうためこの場合もケガに繋がる!ということも知っておいてくださいね。)
スポーツをやっているお子さんのいる方は、こちらも一度読んでみてください↓
今日は、お子さんの運動不足からくる筋肉疲労を改善できるオススメの運動メニューをご紹介します。
お子さんにオススメのメニューと言えばバランスボールです♪
(家の中の狭いスペースでも、やり方によっては運動量を調整できる優れものね!)
このバランスボールですが、座っているだけでもいい姿勢を保つ筋肉が育つ上に、腰痛予防にもなると言われテレワークの椅子代わりに使っている人もいますよね♪
まずはお子さんの勉強やゲーム、テレビ時間にこのバランスボールに座るようにしてみてください!
(ボールサイズの選び方は最後に載せておきます。)
そして慣れてきたらボールに乗りながらいろんな動きを始めましょう♪
(『バランスボールメニュー』で検索するといろんなメニューがあるので参考にするのもよきです☺️)
そして、一日に一回は写真の↓ポーズで身体の前面を伸ばして脱力しましょう!
- ボールを背中に当てて仰向けになり足を肩幅より広めに開き、膝を90度に曲げて安定するのを待つ
- ゆっくりと膝を伸ばしながらボールが腰の位置に来るまで転がしていき、安定したら両手をバンザイする
- その姿勢で深い呼吸をしながら15~20秒間キープする
このメニューで背骨の柔軟性が向上したり、腰や背中の痛みを出してしまう筋肉を緩めることができるので、長時間のデスクワークをしている私たち更年期世代の身体にもオススメメニューです♪
(脊柱管狭窄症と診断されいる方は、背骨を反ると症状が悪化する場合がありますのでご注意下さい!)
※ お子さんがやる時は周りにぶつかる物がないか確認をしてから行ってくださいね。
【バランスボールのサイズの選びかた】
ボールに座ったときに膝が90度になるサイズが適正ですが、直接試す機会がない人は下記を参考にしてください。
<身長と適正サイズ>
150cm未満:45・55cm
150〜170cm:55・65cm
170〜180cm:65・75cm
180cm以上:75・85cm
(ちなみに、172㎝の私は65㎝の物で空気をMaxに入れて使用しています。)
現代の生活環境で運動不足になってしまうお子さんがこれからも増えてくると思います。
そんな時、家の狭いスペースでも運動強度を調整できるバランスボールを上手に活用しながら、身体を動かす気持ち良さを子供たちに伝えていきたいですね。
今日は運動不足で腰痛が出てしまったお子さんに向けて、家の中でもできるオススメメニューをご紹介して終わります。
(運動不足さんは、テレビを観る時間をバランスボールに座る時間に変えてみるのもよきですよん♪)