ファースト・フィナーレ | sabのゆったり茶館

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ワタシが初めて、ガールフレンドに借りたLPアルバムです。


こういうやり取りも、時代を感じさせますね。



何と1972年!! 半世紀以上前のアルバムですな。




実際に聴いていたのは、それより少しあと、1974-5年頃です。



スティービー・ワンダーはもちろん、ソウルミュージックも初めて。



まだ初々しかった(無知とも言う)頃です。






このアルバムが、スティービー・ワンダーのディスコグラフィーにおいても名作の誉れ高いことを、だいぶ後になって知りました。


当時は音楽雑誌かラジオぐらいしか情報がなく、よほど熱心にさがさないと情報は手に入らなかったです。




名曲揃いですが、一番有名な「悪夢」原題は、
「おまえはまだ何もやっちゃあいない!」という、きわめて政治性の高いメッセージソングだったということは、恥ずかしながらつい最近、知りました( ̄◇ ̄;)。


ニクソン政権への痛烈な批判ですね。



上のサイトにYouTube動画がありますので、グラミー賞受賞時のパフォーマンスが見られます。




当時、ソウルミュージックの流行とともに、パンプというダンスも流行っていて、この曲で初体験。


流行りはじめのディスコでも、この曲か良くかかっていたのではないでしょうか。





それはともかく、この「悪夢」以外はオープニングのスマイル・プリーズから、ラブソングが多く、カタコト英語でもその美しく切ないメロディーが心に刺さり、ますますガールフレンドとの仲は進みました。



それで思い入れはたっぷりあるので、いろいろ書こうと思っていたのですが、次のアメブロサイトの記事が素晴らしく、ワタシの言いたいことの8割がたは言い尽くされていますので、贅言を費やすことはやめます。







それほどどっぷりだったのですが、その後はあまり聴かなくなってたのですね。






そのガールフレンドと数年後には結婚したものですから、次々とスティービー・ワンダーの新譜に走ってたのです。






たまたま当時のボロボロのLPジャケットが見つかり、思わず懐かし!と。



LPプレイヤーはもうないので、ダウンロードして聴いています。








昔の記憶を鋭く呼びさますものに、音楽と匂いがありますね。





レコード盤の、ムッとするような塩化ビニールの匂いがすると、当時の胸の高鳴りを思い出します。




(^_^)☆