6月の掛け軸 1 | sabのゆったり茶館

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6月に入り、梅雨入りも近いので、この晴天を見計らって掛け軸を交換。






蘇軾の詩の季節は、今と近いのかどうか分からないのですが、書写時期が孟夏、つまり初夏なので、掛けています。




本当は、単に湿気るのがイヤで、梅雨の時期は、あまり良い掛け軸をかけないのです。


この書は古くないので、多少湿気てもかまわないかと( ̄▽ ̄)。





書は地味ですが、黄色の料紙に小豆色の表具裂のコントラストが、なかなか眼にも涼やか。


いいセンスしてます。





美術館、博物館に行けないストレスに、すっかり慣れてしまい、運動不足で凝り固まったカラダのような、不活発な感受性を持て余す、この頃。



黄色の紙色に、染みこむ墨の黒。


指圧のように、脳内の視覚中枢を刺激する。






(^_^)☆