その十五 | さぶろうたのブログ

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野菜にこだわったとか有機とかうたってるレストランを良く見ますが。

世の中に畑をやったことのある人はどのくらい居るでしょうはてなマーク


うちは実家で畑をやってたのでよく分かりますが・・・。


多少高価でも安全なものをと考え購入している富裕層の方も多いのではないでしょうか?。


多少いびつでも許されるのはそのためです。逆に汚いほうが有機だから・・・みたいな風潮もあります。


しかし、同じ有機無農薬栽培なら、いびつな形のものは綺麗に育ったものより美味しくはありません。確実に。


ここは多くの業者が隠してる事実といえるでしょう。




仮にその有機無農薬栽培を売りにしているレストランの人参の話としましょうか。



多くのサイトには有機の畑で近代的な施設を掲載してはいません。


ビニールハウスもあんまり映さないでしょうね。


やはり有機無農薬には路地もののイメージが大事ですからね。


「手間がかかるから高価なんですよ~」って売りたいからね・・・。


人参に限らず野菜を作るのに必要な土地、労力等でけっこうなお金がかかります。


種代だけではなく肥料や、水も水道で賄うなら当然水道代がかかります。


人を雇うなら人件費もかかります。¥


そして旬の季節ならともかく外れた時期に作るとなると害虫も出てきます。


ここで普通の農家は農薬を使うことでしょう。(供給できる期間も延びるし人件費も少なくてすみますからね)


残留農薬に気をつけて撒く時期と量さえ間違えなければいいだけです。


無農薬ですると毎朝、葉の裏を見て虫をつぶすんですが大きな畑になるともう大変あせるです。


気温が上がるとてんとうむし動き出すから朝早くからする必要があります。


本当は虫のあまり出ない、育成に適した時期に、季節に、育てるものですから。




そんなことを考えると当然大規模農業より家族単位で育てる小規模な農家になることでしょう。


当然手間もかかるし農家も少しいびつなものでも売ったり、売る単位を1csとかまとめたくなる気持ちもわかります。自分が農業やっててもそう思うでしょう。キット


しかし、季節を問わずメニュー本にのっていると日本全国の農家と契約しても必ず端境期には収穫できないはずです。


そこでイメージからは遠のきますがハウスを使うのも良いでしょう。栽培方法を守れればいいんです。



一番いけないのは取れない時期に無農薬ではないものや輸入物をつかいお客を偽ることです。


そんなときは、うたい文句に「有機野菜を使ってます」ではなく「有機野菜も使ってます」に変えると良いでしょう。


ですがどれだけの人がその区別が付くんでしょう?


人の味覚も聴覚、視覚、嗅覚などと同じで優劣があります。


有機と普通、2種類の人参を食べ比べればたいていの人は判ります、しかし調理された状態のものを食べて判断できる人は優れた味覚の持ち主といってよいでしょう。


実際にはあまり居ないようです。だとしたらわかるはずですからね。もっとお店に文句言うでしょう・・・

ただ、お店側もそういうところは上手に演出してますからね。みなさん雰囲気にだまされていますね。


ただ本当そんな裏事情は置いておいてお客さんが雰囲気を楽しんですごしてもらえれば一番良いことなんですが。


(↑だまして良いって言ってるわけじゃないからよくよく文脈の間を読んでくださいね)


嘘だけはいけませんよ。なんとかファームとか、なんとか屋とか、なんとかかんとか、とか


もうわかってる人だけわかれば良いナリ。