こんにちは
今日はさとう式リンパケアを深ぼっていきます
「さとう式リンパケア」まず名称から
さとう式の「さとう」は佐藤青児先生の苗字から。
リンパとは体の中を巡る血液以外の体液
ケアとは「取り扱い」のこと。
取り扱いには使い方(動かし方)とメンテナンスがあります。
使い方は内から外へ拡張方向へ動かす。
メンテナンスは丁寧に自分を慈しみながらやさしくなでる。
従来のリンパケアとはリンパ管を流れるリンパ液を流すマッサージが多いが
さとう式リンパケアの場合、毛細血管から染み出して間質や細胞を浸している体液に注目したケアになります。
さとう式では、この体液をリンパ間質液と呼んでいます。
リンパ間質液の役割
リンパ間質液は血液の壁から染み出した血漿成分(白血球や血小板、少量のタンパク質を含む)で
各細胞へ酸素や栄養を供給し二酸化炭素や老廃物を排出します
リンパ間質液のゆくえ
リンパ間質液の1割が毛細リンパ管へ吸収されます ☜ここ重要
そして、リンパ管を経て、集合リンパ、浅層リンパへ流れ
いくつものリンパ節を通過し、最終的に鎖骨下の大静脈へ合流します
毛細リンパ管のふたが開くとき=リンパ間質液が流れる
毛細リンパ管は全体が魚のうろこ状の外開きの「ふた」でできていて
ごくわずかな刺激を受けることで ふわっ とふくらみ「ふた」が次々と開いていくしくみです。
この「ふた」が開くときザバーッとリンパ間質液が毛細リンパ管(排水口)に流れていくのです。
ちなみに強い刺激(押す、揉む、など)は毛細リンパ管が萎縮してしまい、「ふた」も閉じてしまいます。
なので『やさしくふれる、なでる』が大切になってきます。