新米店長(元蔵人)テイスティング「墨廼江 純米吟醸 蔵の華」 | たんぼの中の地酒屋よもやま話

新米店長(元蔵人)テイスティング「墨廼江 純米吟醸 蔵の華」

こんにちは新米店長(元蔵人)です。

Twitter(https://twitter.com/sabun_saketen)でご紹介させていただいたお酒の

140文字で収まらないところをと始めたブログ

第2回目の新米店長(元蔵人)テイスティングは「墨廼江 純米吟醸 蔵の華」です。

 

 

墨廼江酒造

蔵があるのは、宮城県北東部、宮城では仙台に次いで人口の多い都市石巻市です。

石巻は、世界三大漁場の一つである金華山沖に近く、国内有数の水揚げ量を誇る

港町でもあります。

 

 

酒造りに関しては、兵庫県産山田錦、新潟県産五百万石、岡山県産雄町

広島県産八反錦など、日本各地の高品質な酒造好適米を宮城酵母を使い製造されて

おり、「きれいで柔らかく気品漂う風味豊かなお酒」を醸すことをテーマにされていると

のことです。

 

また、宮城県の7つの蔵元が共同醸造し7月7日7時に解禁となる

DATE7のメンバーとしても活躍されております。

こちらの写真の右から2番目の方が杜氏を務める6代目蔵元の澤口康紀社長。

 

墨廼江酒造様がリーダー蔵を務めたepisode1 5年目のDATE7の画像です。

 
 
私個人の勝手なイメージですが「質実剛健」の「本格派」といった印象を持っております。
 
 
また、前置きが長くなりましたが早速テイスティングを
 

穏やかで、フワッとしたお米の柔らかな香りが主体となり

メロンや葡萄の様な果実様のニュアンスが控えめに感じられます

 

口当たりは滑らかでスマートながら、やや強めのアルコールのアタック感
 
味わいは、シャープな酸味が特徴的です。
 

「スマート」「シャープ」ではありますが、身薄な印象はなく、

しっかりとした旨味をともなっており、柔らかくしなやかな筋肉をまとったような

厚みが感じられます。

 

また、キレの良さも相当なもので、

喉元を通った後、軽い酸の余韻と血管の拡張によるの温かみを残して

さっぱりとキレます。

実に、魚介類と合わせて飲みたくなる味わいです。
 

墨廼江  純米吟醸 蔵の華

 
( 720ml / 1800ml )
 
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