18日は実家に帰省した。
弟たちは前日の夕方帰ったがうちはゆうじさんがまだ一人で夜を明かすことができないため
「2時半に起きて4時前には出発するぞ!6時には実家に到着しないとならないから!」
了解しました!
泊らなければ2時起きなんか屁の河童だわ!
2時半に起きて、ゆうじさんのおしっこうんこを済ませて1日分のご飯150gを準備する
人間が水浴びして、コーヒー飲んで、ゆうじさんにとっておきのスペシャル、ちょっと肉付き豚骨あげて、
夜には帰ってくるから一人で頑張るんだよ!男の子だから頑張れるでしょ!
エールを送り外に絶対に出ないように門の下の隙間もバケツや木の板でふさぐ。
3時56分家を出た。10分も走らないうちに渋滞になる。
この日はヒンズー教の人たちみんな海に行って祈りをする(ごめん、あまり詳しくない。ただついていくだけだから…)
ムラスティという。ニュピの3日前に行われる。
街中のそれはきっと道が混むからこんな早朝4時から始まるのか?
1つの渋滞を越えてまたもう1つの渋滞にはまる。
「帰れないかもしれない。間に合わないかもしれない」
そうなんだ。
周りのバイクたちは皆実家に帰省する人たちばかり。
彼がバイクを吹っ飛ばす。
いや…今転んだら絶対に死ぬってくらいふっとばしてた。
ぎりぎり間に合い。村のお寺にまずは行く。
お寺から神様を取り出して海に運ぶ
昔は海までずーっと歩いていたが現在では途中まで車やバイクで行ってそこの駐車場から海まで
歩いていく。
海に到着するとバンタン(各自のお供物)を置く。
置くけど…人のバンタンの上に置くっていいの?失礼じゃない?そしてこの台がグラグラしてて
倒れるんじゃない?って歪んでた。
とにかく人よりいい場所!人より上に!ってオーラ全開で怖いわ
バンタン置いたら日陰に座る。とにかく日陰にみんな座る。
子豚のバビグリンがお供えで置かれてた
朝なのにすでに暑い。
暑いと言うだけでダメージだ。
↑マンクー(お坊さん)の上のプダンダ(お坊さんの上のお坊さん。たぶんこの言い方間違ってると思う。彼の発音をカタカナにするとこーだけど何回繰り返して聞き直しても「違う」と言われる。聞きにくい音がある)。
この人がとなえる祈りで全員祈りが始まる。
何言ってるのかも全くわからないし、私はただただみんなの真似をしてるだけ。
自分のサンダルをお尻に敷いて座る。
祈りを終えて帰るときに各自のバンタンを持ち帰る。
この時も、我先に我先にとすごい。恐ろしい。
↑1番下の弟と母。バリ人の男の人は母親命だ。とにかく40近くなるうちの彼だって
母に電話をしてる時は私にも出したことのない甘えた声で電話をしてる。
男兄弟みんなして、実家の母にチューしたり、抱き着いたりと、あれだけオープンにされると
何も思わないもんだね(笑
逆に普通に接してるのを見ると
「あれ?機嫌悪いのか?」と思ってしまう。
天気もよく、
デジカメもがっつりしっかり充電してて、いい画像撮れる~♪と楽しみにしていたのに。
「バンタン持ってて」やら「どのバンタン引っ張れ」とか、「もう始まる」とか、
帰りは帰りでもうここで家族と離れてしまったら帰れない!恐怖から動けなかった。
沢山の人だかり。
いい写真なんか何にも撮れなかったし(涙
午後に実家を後にした。
彼も私もゆうじさんが心配で。いつもなら日中家の中のタイルにお腹くっつけて昼寝するのに
雨も降らないカンカン照りの外に放置状態。
水もご飯もあったから死にはしないと思うが…
真っ暗になってやっと家にたどり着く。
入り口開けたら興奮したゆうじさんが飛びついてきた。
ご飯半分しか食べてない。
肉付き骨は完食したようだ。
いつもなら夜まで4回ほどのうんこが6回もした様子(笑
頑張ったねゆうじさん。こんなに長い間の留守番は初めてだった。生後2か月半の出来事だった。
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