*5

え、

えっと

「……まじで、すか!?」

「はははっ!え、昨日の時点で気づいてるのかと思ったわ!」

まじかよ、

全然気づかなかった…

「てか覚えてない感じ?何回か家言ったんだけど」

「あ…、あぁ!!凄い前…」
「うん。でも弟くん居なかったよね」

「はい……」

「って、敬語辞めない?将来お姉さんになるんだから」

「はい…って、え?」

ん?

…今なんて?

お姉さん?

「ははは…冗談よ、冗談」

「ははは…ははは…は…」


「今日帰ってくるのよね、ホント、自由人なんだから」

先輩もかなりの自由人だと思うが…(コホン

「ホント、こっちの都合も考えて欲しいです」

「あ、また敬語」

「……あ…」

「お姉さんじゃなくても敬語じゃなくていいから…!、ね?」

「……はい」

「じゃあね、弟くん!…あ、葵くんだっけ?ばいばい!」

「さよな…」

「さようなら!!鶴葉先輩!!」

うわっっ

コイツの存在忘れてた

「声でかい」

「ごめん、ごめんっっ!…ってか!!聞いた!?葵くんだってさ!!」

「あー、うん」

「ヤバイ、俺今日頑張れる」

頑張れなかったのかよ

「…………」

「葵くん、か」

「なんだよ千尋」

「いや、なんでもない」

「なんだよ、気になるな」

「なんでもねぇよ…遅刻するぞ、葵」

「よし!鶴葉先輩パワーで今日も頑張りますかっ!」
でかい声でなんて恥ずかしい事を

「千尋、走るか!」

「よし、行くか!!」

弟くん、か……

なんだか厄介な事になりそうだ

「千尋遅い!」

「っるせぇな……」

俺の朝は今日も

自由人の兄貴と

爆弾発言をした先輩、

そしてやたら声のデカイ葵によって

[ぶち壊し、なう。]

そう、ツイッターに呟いた。