ある意味で、人間は生まれつきの「欠陥者」です。
すなわち生まれた時点では、神によって創造されたときのままのよい状態、神の心にかなった状態ではありません。
私たちは、この欠陥状態を「原罪」と呼んでいます。
もちろん原罪とは、自分が犯した罪ではなく、あくまでも過去の人の遺産です。
しかし、人間は、この遺産があることを知ることによって初めて、
自分の力を過信することなく、自分の生まれつきの弱さを警戒することになるのです。
わたしたちは、現実の人間を理解しようとするとき、
この原罪の事実を目の前に置かなければなりません。
著書「こころに光を喜びの福音」より抜粋
罪には、本当に弱い私たちです。
私たちは、いつも自分の生まれつきの弱さを警戒しなければいけません。
クリックお願いします