ピアノ調律師の販売するピアノ専用乾燥剤、湿度調整剤、防虫剤の必要性について | 湿気・カビ・結露と闘う乾燥剤製造・販売(株)テクノスナカタのブログ

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業務用乾燥剤、除湿剤、家庭用湿気とりの製造販売を主業務とする会社です。湿気、カビ、結露にまつわる情報および対策例を紹介します。またシリカゲル、シリカゲルB型、塩化カルシウム、ゼオライトの特長、使途に加えて安全性にも言及します。

 

雨の日が続くと部屋の湿度も高くなり、洋服ダンス、押入れなどにカビが発生することがあります。

家庭ではその対策として湿気とりを多頻度で購入される時期でもあります。

温度の高いこの時期であれば、同じ湿度でも真冬よりも数倍、空気中に水分を多く含むことになります。

 

そのため、湿度40%以上ではほとんど無感覚でも湿度90%以上からスイッチが入るといわれる肌の湿度センサーがフル稼働、一斉に湿気に対する不快感が募り始めます。

 

そんな時期、いかに国内向けに作られたピアノといえども、この最悪のコンディションに適応できません。

また、頼みの綱でもあるピアノ調律師の訪問は年間で1度、あるいは2度の訪問のため、ピアノにとって最悪のコンディション、および症例をタイミングよく対処できる訳ではありません。

 

アコースティックピアノの内部には湿気を吸湿する綿、布類、羊毛フェルト、紙などの重要パーツが打弦装置内にひしめき合うように存在します。

 

また、200本以上もある弦は硬銅線を使用する場合が多く、加えて低音部には銅線が巻かれています。

 

大きなピアノを支える金属性のフレームも湿度が高いと錆発生の危険性をはらみます。

 

加えて、ピアノのスピーカーともいわれる響鳴板は湿度の影響を受けやすく、専門家によると音質にも影響を与えるようです。

 

そのためピアノチューナーでメンテナンスにも精通する調律師はユーザーにピアノ専用の除湿剤、湿度調整剤を薦めます。

 

また、天然由来のフェルト、布などが繊維害虫に食害されないためにも、次回の調律まで確実に効果の持続するピアノ専用防虫剤を、薬剤が最も適した箇所に配置します。

 

ピアノ用乾燥剤、防虫剤はピアノを製造するメーカーにも元々、品揃えのあるものであり、個々のピアノにおける設置環境がもたらすリスク回避を前提として販売を継続しています。

 

ピアノ乾燥剤、防虫剤は専門知識を持つピアノ調律師が推奨する場合、個々のピアノの状態を既に目視し検証しているため、とても安心できます。

 

ピアノは手入れさえよければ100年以上でも使用できる楽器と聴きます。

 

調律師による定期的な調律とメンテナンスにより、引続き充分に価値あるクオリティーを堪能して頂きたいと考えます。 

 

 

冊子「大切なピアノを守るメンテナンス術」 調律師頒布品

               (株)テクノスナカタ

ピアノ技術者専用品 湿度調整剤

ピアノ技術者専用品 防虫・防錆剤 ドクターフォルテ

 

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