本日は過去記事 (2016.12.15)です。

かなり古いのを引っ張ってきましたきらきら

 

 

 

今日はアロマハンドセラピストの

資格を取ろうと思った“きっかけ”について

お話したいと思います花ピンク

 

 

あれは34~35歳の頃

今から7~8年も前のことになります。

 

当時の私は

30代前半に不安神経症と診断され

 

その症状に悩んだり苦しんだ日々があったことを

このブログでも何度か取り上げていますが

(今もひょんなことで不安がムクッと顔を出しますが

“病気”扱いせず、私の特質・性質として受け止めている為

当時のように深刻になっておりません。)

 

 

その頃は名古屋の転勤を経て

一家で地元の東京へ戻り

一年ほど経った頃。

 

実家も近くなり

精神的に安定しても良さそうなものですが

 

子供たちも小2・年中・年少とまだ小さく

やんちゃ盛りな上、

 

ママ友付き合いに悩んでいたり

 

東京に戻ってから

夫の仕事も軌道に乗らず

夫婦関係にも影響が出る程。

 

色んな事が重なって

精神的にストレスを抱えていました。

今は仲良しです^^

 

そしてある時

説明のつかない漠然とした不安感に襲われ

不眠症になりました。

 

自分ではどうにもならないほど辛くなった私は

心療内科へ行くことを決めたのですが

 

(当時、既にネットも普及していていたとは思うのですが)

余程切羽詰まっていて

冷静な判断が出来ない

精神状態だったのだと思います。

 

予め調べもせず

予約もせず

駆け込みでメンタルクリニックへ

行ってしまったのです。

 

 

駆けつけてみると

運悪くその日は休診日あせる

 

 

私が入口で呆然と佇んでいると

 

そのビルの清掃業務をしていた

一人の女性が私に話しかけてきました。

 

“どうしたの? ‥ああ。 

今日は臨時でお休みみたいね”

 

 

行先がメンタルクリニックですし

 

あからさまに様子がおかしい

私を見て何か察してくださったのでしょう。

 

掃除をしていた手を止め

 

『あなた、ちょっとこっちにいらっしゃい』

 

と呼んでくださったのです。

 

ほどなくして私たちは病院の前の階段に

腰をかけ、肩を並べました。

 

パッと見 60代の

実母と同じ位か少し年上かな?

という年齢の方でした。

 

 

そして、穏やかな口調で

 

“どうしたの?何か辛いことがあったの?”

 

そう、語りかけてくださいました。

 

 

その優しい口調に

 

それまで溜めこんでいた

不安や恐れが

堰を切ったように溢れ出てしまって

 

たった今知り合ったばかりの他人に

苦しい胸の内を

全てぶちまけてしまったんです。

 

 

その女性(以下おばさん)は

ゆっくり頷きながら

私の話にしっかり耳を傾けてくださいました。

 

私が涙を流しはじめると

 

 

“あなたちょっと左手貸してごらんなさい”

 

といって私の左手をとり

左の手のひらをマッサージしながら

私の話をずーーっとずーーっと聞いてくださるのです。

 

 

“こうするとね‥ なんとなく心がほぐれるでしょう”

なんて言いながら。

 

おばさんは、その後

自分自身も私と同じくらいの年に

不眠症になったことや、

 

当時の苦しかった時期を

どのようにして乗り越えていったのか

その経験を具体的に話してくださいました。

 

 

人のあたたかさ・優しさに触れ

どれほど助けれたか。

どれほど癒されたか。

 

あの日、病院が空いていて

医師の診察を受けるより

私の心は救われたと思うのです。

 

その後眠れない状態は改善せず

お薬が必要なまでになった為

結局、再度病院へ出直し

数か月間、安定剤や漢方を飲む時期が続きました。

 

 

はじめておばさんに会ったあの日

 

“何か困ったことがあったら”

 

と連絡先のメモを頂いていたのもあり

 

一度だけお電話をして

クリニックの帰り際

休憩室へお茶菓子を持って

おばさんに会いに行ったことがあります。

 

今度一緒にカラオケ行こうか!

なんて楽しく談笑したのを

覚えています。

(カラオケ好きが二人の共通点でしたが

願いは叶いませんでした。)

 

その後も

病院へ行くと仕事中のおばさんを見かけて

立ち話をすることが度々ありましたが

 

それから私は少しずつ元気になり

通院の必要もなくなり

おばさんとはいつの間にか

疎遠になっていきました。

 

もう7~8年も前のことなのに

いまだに 時々思い出す人です花ピンク

 

あの日の手の温もりは

これからも忘れることはありません。

 

私の場合

誰かの体を全身施術するような

アロマセラピストは

持病の関係で出来そうにありません。

 

(腰を曲げたりと、身体の負担は大きそうですあせる

お仕事上、癒やし手のセラピストさんが

身体を痛めてしまうことも時々耳にしますので尚更)

 

ですが、手だけなら私にも出来そうです。

そして、その癒しの効果は身をもって体験しましたニコニコ

 

今年の夏、AEAJから

アロマハンドセラピストの資格が誕生し

ご縁によって今回受講してみることにしましたが

 

どんな形になるかはわかりませんが

今後、身の周りの大切な人のために

あるいは他の何か

活用できたらいいな~

なんて思っています花ピンク

 

 

本や色んな方たちのブログを読んでいても

そのように感じますが

人が何か行動するときって

やはり、それなりのストーリーが

あるものなんですね。

 

人はその背景に

心を動かされる事が多いものですが

 

私のストーリーも振り返ると

(我ながら)とても良いものだと思っています^^

 

 

もう会う事はないでしょうが、

 

おばさん、

あの時は本当にありがとう・・

 

 

星3連休中、エッセイブログ更新しました☆2018.10.8

『嗚咽』

 

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