子供たちも喜んで見ている。
暑い日だった。
主人が心配で・・・という気持ちが半分。見ていて大変おもしろい気持ちが半分。
必死で見ていた。
主人たちがだんだん遠くに行ってしまった。
豆粒・・・。
どれだけ可愛がるんだろう。
長いよ。すごいよ。
主人たちはTシャツに短パンかジャージのズボン。
海パン姿のヒトもいた。
もちろん飛び込んでいた。
(神輿さまをロープにつなげる役の人だろうか。)
どうやら綱で港に引き寄せるらしい。
「ヤンサーノ」
で海から陸へ引き上げる。
神輿さまの頭にくっついとった鳳凰や榊、小さな鳥居を再びセッティングしていたようだ。
港にあがった主人は「水を得た魚」のような表情をしていた。
しばらく見ていない、満ち足りた笑顔をしていた。
私の生家の母が「写真撮りっ!」とつついたが、間に合わなかった。残念だった。ナマで見る機会を増やさないと・・・。
海をくぐった神輿さまはさらに重たい。
今年はいつまでもいつまでも水がしたたり落ちていた。