「バイパスコース」
役場前集合~棚木~バイパス~栄町~新町中央信号~役場前
6時ギリギリに駆けつけた時にはもう出発していた。
おじちゃんやおばちゃんが買い物袋を片手にごみを拾って歩いていた。
棚木を歩いた。私は後ろにいたのであんまりゴミはなかった。
ここもキリコが通ったのだろうか。
タバコの吸殻が多かった。
吸う人はタバコをくわえてキリコにつながっているのだ。
習字の先生がおいでて、挨拶を交わした。
「あんた、忙しいがに。」
とおっしゃっていた。
あまり忙しくないっす。
祭りを避けて今回の「歩く会」は行われたようだ。
毎年清掃して歩いておいでるのかなあ。
いいことだ~。
年配の人ばっかりなのに、結構みな足が速い。
驚いた。
もっとゆっくりペースやとばかり思っていたのに。
住宅街を抜けると、車道である。
緑がきれいだった。
5月頃のしたたるような緑ではないけれども、ほんのり露がしめり、しっとりした緑だった。山歩きに来たみたい!ウキウキした。
いつも車窓から眺めるだけの大きいバイパスを歩いた。
けっこうゴミが落ちていた。
やはりタバコ。
窓から投げるのかなあ。
クリーニング店の広い駐車場でラジオ体操をした。
背中の骨がメリメリときしんだ。
公民館でラジオ体操をするから参加してくだぃ、とのお知らせがあった。
再び歩く。
左手の眼下に町が広がり、海がチラリと見えた。
いい天気だった。
「奥さんひどい汗かいてやねえ。」
ひどい汗をかいてた。
(夜、持病の背中の湿疹がひどくなっていた。主人がクスリを塗ってくれた。)
日曜だからか車も少なくて、ゆったりとした気持ちで歩くことができた。
知らない顔のじいちゃんやばあちゃんが多かったのも気持ちが楽になった原因か。
フ○タ自動車前で解散となった。
私の袋はタバコだけなのに結構溜まっていた。
軽トラが来ていて、皆のゴミを回収してくださった。
若いのでたまたまヒトが見逃したのを拾うことができたのかもしれない。
歩いて楽しかった。
山の家まで歩いて帰った。
ぬの○ら百貨店の前で七時の「ふるさと」が鳴った。
犬に声だけ掛け急いでウチへ戻った。
主人が起きていた。休日出勤するという。
まだ具合が悪そうだ。
自分で味噌汁を温めていた。
歩いてたいへんすっきりした、面白かった!
と主人に自分のことばかり話してしまった。
主人はうんうんと聞いてくれた。
送り出すと私も出勤。
気をつけて行けよ。
わたしは一日中眠気と戦うハメになった。
でも面白かった。
今度は27日だ。うまいこと私は休みの日である。
主人と歩きたいなあ。治るかなあ。