海の (まつり⑦)「ヤン、サー、ノ!」 神輿さまを船着場へ持って入り、コンクリと海とのギリギリまで近づける。 この辺りから高そうなカメラを抱えた人やギャラリーがボツボツ増え始める。 たいへん良い天気であった。 港・・・波止場かもしれないが、影ひとつない。とてもとても、暑い。 「ヤン、サー、ノ!」 神輿さまを海へ投げ入れる! 続いて主人が飛び込んだ。