母と私と犬が駆けつけた時は、神輿さまはもう町内の〇段の下にいた。
神主さまが、笛の人と太鼓の人と一緒に祝詞をあげている。
終了後、水や一升瓶のお酒を神輿さまに掛け、軽くたたいて可愛がっているところであった。
さあ神事が終わり、次のうちへ。
「チョーウサヤ!」「チョーウサヤ!」
神輿さまがあがっていらっしゃる。
水をくぐった神輿さまはとても重たい。
しかも今年は担ぐところの棒が長いような気がした。
狭い〇段を神輿さまはのぼる。
「チョーサヤ」
で息を合わせるのであろう。
坂段なので、神輿さまにいったん止まってもらうのもひと苦労。
でも面白くて、私はこの神事がけっこう好きである。楽しみである。