キリコには男の人もいれば女の人もいる。
みんなココのヒトか、ココの出身者だ。友達とかもいる。
本当に少子化なんだろうか。若者と子供とじいじばあばであふれているように見える。
わたしもつながりたいのだが・・・。
従姉の次男坊は「乗りたい」と言っていた。が、しおを見つけることができなかった。でもお願いすれば良かったなあ。わたしだって乗ってもらいたかった。
来年は男の子の子供用ハッピを用意しよう。
長男くんは大人並みの体格なので、一緒につながるのも楽しいだろう。
しばらくして従姉一家は引き揚げて行った。
母と二人でひきつづき地べたのたいまつ(焚き火?)を回るのを見た。
炎を「煽って」とでも言うのだろうか、バンバン叩いて火を大きくしている人がいた。
火がごうごう燃えとるほうがカッコイイが、ドキドキした。
たいまつが終わると主人はトクガワのキリコへ戻って行った。
走って追いかけて、主人にお願いをした。
私の生家の父がハッピを着ないでハダカになりたがるのをやめるように説得してもらったのだ。
「危険やし着たほうがいいですから」
と声を掛けてもらった。
サツマにトクガワ、ヨメの父・・・。
気を揉みつづける主人である。
まつりはまだまだつづく。