祭りが終わった。
何日も前から週間天気予報で天気の具合を気にしてハラハラしていたのだが、終わってみれば「晴れ祭り」であった。
但し、8月にもないような暑さであった。参った。
まだ7月の初め。本来なら梅雨時期で、ちょっと肌寒いような気候のはずなのに。フェーン現象だったのだろうか。かつて経験したことのないような暑さの中での祭りであった。
4日の夕方。遠くから私の実家の両親が犬を連れてやってきた。
昼間のキリコを一緒に見に行ったら、もうおさまっていた。残念だった。
夜、主人の従姉夫婦と子供たちがやってきた。
8時ごろには花火があがった。
今度の花火は「キリコがおさまったぞいね」の合図で、しかも新聞社主催の本格的なやつだ。
従姉と子供たちと私と犬とで見に行った(従姉の旦那さんはひとりでのんでいた。すんません)。
花火は港が一望できるところで見ることができた。
大きくて立派な花火。子供たちは喜んでいた。犬は大音響に震えていた。
(わたしはいろいろなことをクヨクヨ考えており、思ったより気が晴れなかった。)
主人はキリコがおさまると港の向こう側のおうちへ「ヨバレ」に行っていた。
きょうは港のあっち側、明日は港のこっち側の家々で「ヨバレ」があるのだ。
3軒ヨバレて来たそうだ。
昨年とおととしは私も主人と一緒にヨバレに回った。新婚(今でも新婚だが)の愛妻を伴い、主人はとてもうれしそうだった。私もドキドキしてついていった。ヨバレる先々でチヤホヤされ、山海の珍味に舌鼓を打ち、楽しいハナシに笑い転げた。
今年は従姉夫婦や両親の接待役で、ウチにいた。残念だった。でも従姉一家は気楽な人たちで、一家の主がいなくてもちっとも気にしなかった。ラクだった。