キャロット出資馬確定と名義の話 | 閑雲野鶴

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競馬や一口馬主に関するなんやかんやについての放言

[A名義]
 
[B名義]
 
ちょwこれはさすがにハズレ過ぎwww
ルージュバックは×取り、ロスヴァイセは最初からほぼ間違いなく死票だと思っていましたが、サンブルエミューズも一般でも少しは残ると思ったのに最優先で埋まり、逆にシェルズレイは埋まるかと思いきや一般ワンチャンあったものの敢え無く撃沈...でもここまでは想定内。
誤算は40%前後予想のシャムロッカーと五分と見たリーチコンセンサスがダブルチャンスで行ったのに合わせても1口も取れず、挙句の果てには追い込みはまぁあるだろうから抽選にはなるけど、さすがに結構な確率では取れるだろうと最後に足した中間無風のフロアクラフトが、Twitterのフォロワーさん2人と「これで3人全員当たらなかったウケルw」とか言っていてフラグ立てたらホントに全滅()
そして1次で残るは追分と地方のみ...いやはやとんでもないですね(^^;)
そんなわけでもう少し追加したかったのですが、結果的にキャロットはハープスター1頭だけとなってしまいましたが、ご一緒の方は宜しくお願いいたしますm(_ _)m
こうなるとシルクで2頭確保しておいて正解でした...
 
 
 
 
で、ブログやTwitterで表立って言及する方もチラホラと出て来ていますし、実際にやっている方もかなり増えてきてポピュラーになりつつありますが、自分もこのようにキャロット2名義持っていますまぁリアルでお付き合いのある方には大体明かしていましたが
 
※一応記しておきますが、B名義を作る前にクラブに確認し、「複数名義はルール上全く問題なし」というお墨付きをいただいております。名義借り・架空名義・家族名義等ではなく、正真正銘の本人名義×2です。
むしろクラブは「え、会費倍払ってくれるんですか?ヤッターすぐ申込書送りますあざす!」みたいな感じでしたw
 
というか実は会員規約にこんな項目がありまして、
 
 
「会員番号の異なる同一名義人」
って要するに複数名義のことなので、別にヒミツの裏技や抜け穴でもなんでもなく、堂々と可能であることが公開されていたりしますw
 
 
まぁそんなわけで特に需要はないとは思いますが、ついでに「実際に2名義あったらどんな感じなのか」ということで、自分のキャロットでの最優先の申込履歴を書いてみました。
ちなみに自分が採用していた基本作戦は「最優先は交互使用で毎年×1」です。

 

  A名義 B名義
  ステ 最優先申込馬 ステ 最優先申込馬
2015 新規 シンハリーズの2014【×取】    
一般抽選 → 落選(無抽選)  
2016 ×1 コスモチェーロの2015   (4月一般入会)
一般抽選 → 当選(無抽選)
2017 ×無 クライフォージョイの2016 ×無 アブソルートリーの2016
最優先×無し抽選 → 落選(抽選負け) 最優先×無し抽選 → 当選(抽選勝ち)
2018 ×1 グランデアモーレの2017 ×無 サトノジュピターの2017【×取】
最優先×無し抽選 → 当選(無抽選) 最優先×1抽選 → 落選(無抽選)
2019 ×無 シユーマの2018 ×1 ラドラーダの2018【×2取】
一般抽選 → 当選(無抽選) 最優先×2抽選 → 落選(無抽選)
2020 ×無 ルージュバックの2019【×取】 ×2 ハープスターの2019
最優先×1抽選 → 落選(無抽選) 最優先×無し抽選 → 当選(無抽選)


まず1名義での参入初年度の2015年ですが、この時点では新規入会者にも最優先落選時には翌年×が付与されていたので、一番欲しかったポロンナルワ(ディーパワンサ)を取りつつ、翌年の×1もゲットして入会することができました。

 

続く2016年、コスモチェーロはおそらく一般抽選だろうと読んだのですが、この時点ではまだ1枠しかない為、確実に確保したかったので最優先を使用。
結果はやはり一般抽選でしたが、SNS等で見ていた限りでは一般の当選率は半々程度という感じで、まぁ悪くない選択だったのではないと。
ちなみに価格と競走成績まで勘案すると、これ(イペルラーニオ)に×1は失敗と言われてしまうかもしれませんが、ボク的にはこの馬は沢山ネタを作ってくれた楽しめたので、まずまず満足していますw
 
そして急速な抽選環境の悪化(といっても今から比べたらまだ天国)への対策として、明けて2017年の4月に2名義目を作りました。
今年~一昨年くらいから始められた方とかは信じられないかもしれませんが、この時はキャロットも4月になってもまだ4頭残っており、みみっちい話ですが会費を節約する為にギリギリまで引っ張りましたw
ちなみにその中で選んだのがシャラントレディ(アングレーム)で、変なタイミングで興味ないと言っていたハービンジャー産駒に追加出資したので、勘の良い友人にはこの時点で気付かれましたw
 
そうして2枠体制で迎える初年度の2017年、欲しかったアブソルートリーを新設のB名義の最優先使用→抽選で勝ち取り(といっても当選率8割以上と思われますが)つつ、A名義は一応取れても良いつもりで行って落選(おそらく当選率4割程度)で×取りと上々の内容...だったのですが、なんとアブソルートリーが年末に骨盤骨折してしまって運用取り止めに...これがまず第一の誤算でした。
 
交互使用の形が完成した2018年は、グランデアモーレとマラコスタムブラダで迷って、最終的にはグランデアモーレを選択
しかしこの時、実際にはマラコスタムブラダも捨てきれず、完成した途端にいきなり交互使用の戦術を崩して最優先の同時使用(B名義も×取りせずマラコに投入)を一度は真剣に検討しました。
でもマラコは前年までの中間のデータでは最優先抽選にはなったことがないパターン=一般抽選と予想されたので、ならば2名義で同時に一般で申し込むダブルチャンス作戦でのワンチャンにかけよう、と考えて同時使用を思い止まったところ、まさかの追い込みで最優先抽選となってしまい、全くのノーチャンスに終わってしまいました...
で、皆様ご存知のようにこの馬がレシステンシアで、最優先さえ入れていればほぼ取れていただけに、結果的にはこの判断ミスと読み違いが今のところ自分の一口での最大の失敗となってしまいました。(ボクがレシステンシアが走る度にしつこくツイートしていたのは、実はこのように二重にミスしてしまっていた口惜しさからですw)
 
そして昨年(2019年)は、通常なら最優先枠のシユーマに×1のB名義を投入するところですが、票読みしたら一般抽選で止まりそうな事に加え、ラドラーダでの×1→×2化がほぼ確実に可能と読んで、×無しのA名義でシユーマを取り、B名義をラドラード落選で×2化することに成功!...と、この年だけ見れば上手く行ったように見えますが、勘の良い方はお気付きのように、これなら前年に同時使用していても、ここでシユーマも取って翌年に×1を残すことが可能だったのです。
 
で今年、作ったはいいけど×2の投入先がねぇよ!っていう()
マリアライト(×ロードカナロア)でもいればまだ良かったのですが、まさかの募集されずという...
しかもわかってはいたのですが、いざ自分が持ってみると×2は安馬や人気が低い馬に使ってはいけないというプレッシャーが凄い。
ハープは良い馬かもしれないけど果たしてキムテツに×2を使ってもいいのか←
で、結局抽選ステージも×無し抽選止まりだったので、これで一昨年の判断が完全にミスだったことが確定してしまったのでした(^_^;)
 
 
というわけで、総合すると「2名義あってもオマエ全然上手く使えてないじゃんw」と言われると全く面目次第もないのですが、自分がヘタクソだっただけで立ち回りの選択肢が格段に増えることは間違いないです。
※一応グランデマーレが確実に確保できたのは2名義目を作ったおかげではあります。
 
費用面でも、「最優先追加オプション(オマケで一般ダブルチャンス権) 39,600円/年」と考えれば、これはかなりコスパが高いのではないでしょうか?と自分は思うのですが...
※「ダブルチャンス」とは前述の通り「一般抽選で厳しめな馬に両名義で申し込む」事を勝手にそう呼んでいますw 当選確率が倍になる一方、両方当選してしまうリスクは一応存在します。昨年までは限定的に使用していたのですが、今年なんかはもうほぼ全部当選率50%切ってくるような予想なのでガンガン使用したのですが、それでも全滅してしまうという...キャロ地獄過ぎ()
 
まぁ「いくらルール上問題が無いと言われても、自分が複数名義持つのには何か抵抗がある」という方にまではもちろんオススメしませんし、「39,600円/年の価値はないでしょ」と言われたらそれまでですし、ブッチャケ競合が増えるからやめて欲しいというのは半分冗談ですが、シルクの札束での殴り合いみたいなのに比べればよっぽど安価で済みますし、こういう状況になってしまった以上、少しでも手札を増やす選択肢としていかがでしょうか?
といっても最早入会するだけでも大変ですが(^_^;)