■大学での講義、文筆の世界■~大衆は貧しいまま~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

小雨が降る高知の朝ですが、
本格的な雨とはならないようですね。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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ドラッカーは、
高校を卒業して
隣国ドイツの港湾都市ハンブルグで
商社見習いとなり、
一年半で金融都市フランクフルトに移り、
証券会社に就職した。


そして世界大恐慌に遭遇して
新聞記者に転身し、
論説委員を務めつつ、
フランクフルト大学で教鞭をとった後、
ヒトラーの権力掌握に絶望して
ロンドンへ移住した。


その後マーチャントバンクでのエコノミストを経て
アメリカへ渡り、
企業や政府機関へのコンサルティング、
大学での講義、文筆の世界に入る。






「本来ならば産業革命以降の生産力の増大によって、

 人々の生活は大幅に改善するはずだった。

 しかしご主人は替わったものの、

 大衆は貧しいままに置かれた。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』はじめに ドラッカーの問題意識ー経済至上主義の終わり)