■動機づけに悩むことはない■~彼らのエネルギーの解放~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

重い雲が空を覆う川崎の朝です。

三連休明け、今日は午後から本格的な雨、
大きめの傘が必要になりそうです。

今日も一日よろしくお願いします。


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ドラッカーは、
部下に対して、助けになっていることは何か、
邪魔になっていることは何かと、
憶測なしに聞き、現実を知ることが必要だ、
とした。

 
しかしその結果、何もできないかもしれない、
と続ける。


保険事務を行なわなければ、
保険組合からの支払いがなされないため、
病院は好まなくても、
誰かが行わなければならない。


しかし、そうはいっても、
やりようはあるはずで、
少なくともやれることを見出すことが
まず初めにすべきことなのだ。


しかしほとんどのマネジャーが、
部下たちが仕事できるようにするという、
自分たちか行なうべきことを
行なっていないという事実を棚上げしたままで
「最近の若い連中には動機づけが欠けている」と言う。




「もはや動機づけの問題に

 悩まされることはありません。

 成果をあげたがっている人たちの道から身を引くこと、

 彼らのエネルギーを解放することです。

 これらのことは半世紀以上前に分かっており、

 何も目新しいことではありません。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第二章 上司として成果をあげる)