新国立美術館
CLAMP展 鑑賞メモ!
個人的にはそんなにCLAMPさんのコアなファンで…という感じではないのですが、(おい)
詩沼のお友達とご一緒しました
お友達は、私が以前セーラームーン展に行くようなワクワクで行かれたのだと思います。
↓ちな、コーフンしっぱなしだった2023年の展覧会…
私がもともと知っていた作品は、講談社さんの「なかよし」に連載されていた『マジックナイト レイアース』のみでした。
『HOLIC』と『カードキャプターさくら』はメディアミックスされてたのでビジュアルくらいは知っておりましたが…
でも、知らなかった作品も、お友達がストーリーをざっくり教えてくださったりして、世界が広げられてよかったです!
文学界隈の友人ということで、私は言語化の鬼となっておりました。うざいくらい感想や気づいたことを言語化しまくってましたでもそんな繊細な感覚を、めっちゃ共有できてる感覚があって、一緒に見れてありがたかったー!
①2か国語表示から
コンセプトスチールの、日本語案内文と、英訳を見比べたときに、
日本語の主語と目的語のなさに改めてびっくりした。
そのおかげで私たち日本人は、他人のことを自分のことのように捉えてしまいやすくて、共感能力が高いけれど、なかなか個になれなかったんだなあ、と実感。特に、「愛」の主語と目的語を見てそう思いました。
しかし、最近のカタカナ語の氾濫により、かなりindividualな人種になってきたように思う。
私は、普段から英語に変換可能な言葉でわりと喋っている。高校生のときにオーストラリアのホームステイで2週間、毎日英語で日記を書いたせいなのかもしれない。
私の言葉は男性的だとよく言われるのだけど、そのへんにも所以があるように思っているのですが。
②展示の良さ
こんな門をくぐるフィジカルに感じられる仕掛けも…
展示品の上部スペースもこんなに贅沢に使用
言葉のくじ引き。こんなの、詩人なら展覧会でやりた過ぎるやろ!
↓↓引いたのはこの言葉
(間違えて2枚とれてしまった、ゴメンナサイ)
しかしいい言葉引き寄せた〜!
壁の好きな所にこれを貼るという企画だったんだけど、言葉が嬉しすぎて持ち帰りますた。
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自分の個展の妄想をしまくってしまい、ウズウズしました。
というのも、なぜか昨日、詩の教室で、
「あっ、個展、開いてた方ですか?」
って間違われて、
「いえ!まだそんな段階にないです…」
という会話があったせいだと。。。
それで、個展を既に開いているイラストレーターさんや写真家さん、あるいは空間クリエーターさんなど、他分野のアーティストさんと
たくさんコラボしたいなって、めっちゃ思った
最果タヒさんも、クリエイター集団で展示もやってらっしゃるみたいだから、彼女の手法も見習ってみたいです。
↑いや完成度たっか!!
③表現方法
手書きや、あるいはいろんなフォントで、表現してみたいなって思った
店に「ここ」ってふりがな振ってるのエモい。私も効果的なルビを使ってみたいと思った。
ライフヒストリーが面白い私は、かなり面白い年表になるぞよ。と思った(笑) 作品ライブリーじゃなくて事件ライブラリーだわ↓参照
④プロデュース品の可能性
着物や、キティちゃんのコスチューム、ウェデングドレスなどのデザインも手がけていて、
(あー、松田聖子も着物のプロデュースしてたなー)と子どもの七五三で着ためっちゃ可愛い着物思い出して、私も芸術が大好きだからプロデュース、してみたいなぁと思った。
なんならコーディネートとかもやりたいよ。
インテリアとか、TPOスタイリストとか。
オリジナルブランド香水とかもあったよいろんなコラボが可能なんだなぁ。
SioriFuruseのセレクトショップ開いてみたい! ※イメージです↓
インバウンド向けでJapanese beautyでまとめてみたいなあ〜
↑この姫バージョンみたいな!
③アーティストとして
CLAMPも、少女漫画、少年漫画、青年漫画と様々な媒体を使っていて、
私も、YouTube、音声媒体、詩、小説、エッセイ、論考、音楽と色々やっているので
すごく、触発されました!
ただ個人的には、なんとなく、見ていて、一部の手抜きも感じられない緻密な迫力があって、それに、私は気押されてやや圧迫感を感じてしまうみたいです。。もう少し、肩の抜けた感じのが好き…なのかなぁ?
髪の毛一本一本、洋服のしわ、着物の曲線、透け感など、手法がひとつひとつ繊細で完成されている。力強く中性的な世界観がら私にいまいちフィットしていないのかもしれない。
彼らの進んでいく先に解があって、そこに向けて力強く進めていくのが彼らのやり方のようです。
アーティストとして個性を確立してて、すごいなあ。
ということで、めっちゃインスピレーション感じて満足です!
ついお土産もゲット。儚げで憂いを帯びた女の子の絵がすきなんだなー
お知らせ
クラウドファンディングで、第一詩集を刊行したいです!登り龍の今年の出版を目指しています。
タイトルは「R40 ははのうた」。母親の神聖視を打ち破り、秘密をやぶって、美的に抜け殻を脱ぎ捨てます。どうぞご支援(500円〜)、よろしくお願いします!