私と私の子どもは、物事を進めるスピードが
かなり違います。

私は、私自身が嫌だな、と感じることはサッサと片付けてしまいたい。
息子は、やらない。(おいっ!)

やらない、を避けられないことが多く
渋々するんです。

私は常々「どうせやるなら、気持ちを切り替えてやったら?ダラダラしながらは良くない」と話します。

これは
マルクス・アウレーリウスの自省録にも書かれております。

「何かをするとき、いやいやながらするな。
利己的な気持ちからするな~」抜粋

国や性別、年齢が違えども 思考は同じではありませんか?

他にも
起きるのが遅い息子に

「人間のつとめを果たすために私は起きるのだ。
(中略)まだぶつぶついっているのか
それとも自分という人間は
夜具の中にもぐりこんで
身を温めるために創られたのか」(抜粋)

これに対しては、息子は
「寝る子は育つ」と言い切りますけどね(笑)

でも

この小説の同じところを書いた漫画を息子は偶然ネットで目にしたのです。

その有難い漫画は
「ミステリという勿れ」です。

いつもオカンがいうやつや、と思ったそうです。

でも今朝も起きるのが遅い息子であります。




子どもたちは

乾く前のセメントみたいなもの

何かがそこに落ちれば

必ず そのまま

それが跡になって

残る

…これは児童心理学者のハイム・ギノットの言葉でもありますが
クリミナルマインド(Criminal Minds)にもあります。

なので、そのままの抜粋ではないのですが

乾く前のセメント

跡が残る

は同じです。

これを聞いて、どう思いますか?

猫の足跡のセメントのように飾られたようなもの
誰かの足跡が付いたままのセメント…

不意に故意でもなくても
子どもの心は大人よりずっと繊細です。

乾く前は囲いがされてたりしますよね?
それは親だったり周囲の大人です。

私は綺麗に乾くように守りたいと思ってます。



カウンセリングも受け付けてます。
人に与えない者は

いずれ人から

何も貰えなくなる

欲しがるばかりの奴は

結局 何も持ってないのと同じ

自分では何も

生み出せないから



これは、人気漫画の鬼滅の刃の中で出てくる
1コマのセリフですが

そうだよね、と深く頷きました。

私はこれを、広い意味で
「依存症」の人にあてはまるのでは?
と考えました。

何かに依存している人は、欲しがってるように見えます。

楽しさ、なにかを忘れたい、楽しくなりたい、癒されたい、、、、

まずは、自分から与えないと心は満たされないし、空っぽになる

と考えました。

鬼滅の刃の人気が広いのには納得でした。

ちなみに

ブーム前から胡蝶しのぶファンです(笑)